日本の劣化が激しい・・・・所得格差に大いに関係する・・・と、思うわ
昨今日本でも、非人道的な暴力事件が目立つこともあり、人の心や社会の状態が悪くなっていると感じる人が多いといいます。確かにこうした劣化を示すデータは多くあります。その背景にあるのが格差の拡大です。格差は、人と社会の健康を蝕みます。そして今世界各地で見られているように社会の分断、暴動、革命、戦争に発展します。既に劣化の段階に入っている日本…このファクトを認識し、格差是正に向けた国民的議論が期待されます。(Nagata Global Partners代表パートナー、パリ第9大学非常勤講師 永田公彦)
所得格差の大きさと社会問題の発生は正比例する
「所得格差」と「人と社会の健康状態」の相関関係を示した調査研究は多くあります。その中で本稿では、体系的かつ国際的なものとして、英国の経済学者で公衆衛生学者でもあるリチャード・ウィルキンソンの研究を示します。
すでにご存じの方もいると思いますが、図1は、2009年に彼のチームが発表したデータです。横軸は、所得格差で、右に行くほど格差が大きい国です。縦軸は人と社会の健康状態で、上に行くほど悪く、社会問題が深刻な国です(枠線内のさまざまな指標を用い総合的に算出)。
これを見ると、「所得格差」と「社会問題」が見事に正比例していることがわかります。調査対象国中、最も格差が少なく人の健康も社会の状態も良いのが日本、その正反対にあるのがアメリカです。
小格差国から中格差国へ、そして超格差国の仲間入り?
図2は、図1の所得格差(横軸)を対象国別にならべたものです。上位20%の富裕層の平均所得を下位20%の貧困層の平均所得で割った所得倍率です。情報源は、国連開発計画・人間開発報告書で示された2003~06年のデータです(ウィルキンソン氏に確認済み)。
そこで、筆者が同じ情報源にある最新データ(2010~17年)を用いて、所得格差を国際比較したのが図3です。日本は3.4倍から5.6倍と、10年たらずで格差が広がり、右側の高格差国に仲間入りしていることがわかります。
格差拡大で日本の劣化が進んでいる
ウィルキンソン氏の研究結果に従うと、日本では格差が拡大した分、人の健康も社会問題も悪化しているはずです。これを同氏が当時使った統計データの最新版で確かめたいところです。しかし残念ながら継続的にとられていないデータも多く、変化を正しく捉えられないため、別のデータに目を向けてみることにしましょう。
すると、確かに昨今の日本の劣化を示すものは多くあります。例えば、精神疾患による患者数は、2002年の約258万人から2017年には419万人に(厚生労働省・患者調査)、肥満率も、1997年の男性23.3%・女性20.9%から2017年には男性30.7%・女性21.9%と増えています(厚生労働省・国民健康栄養調査)。
ここ20年間(1996年~2016年)の刑法犯の認知件数を見ると、戦後最多を記録した2002年以降は全般的に減少傾向にあるものの、犯罪別では悪化しているものが多くあります。傷害は約1万8000件から約2万4000件に、暴行は約6500件から約3万2000件に、脅迫は約1000件から約4000件に、強制わいせつが約4000件から約6000件に、公務執行妨害が約1400件から約2500件に、住居侵入が約1万2000件から約1万6000件に、器物損壊が約4万件から約10万件に、それぞれ増加しています。
また2013年あたりから振り込め詐欺の増加に伴い、詐欺事件が約3万8000件から約4万3000件に増えています(法務省・犯罪白書)。こうした犯罪の増加も影響してか、他人を信用する割合も、2000年の40%から2010年には36%に低下しています(World Values Survey)。さらに、日本人の国語力や数学力の低下を指摘する調査や文献も多くでてきています。
格差はやがて社会の分断、暴動、革命に発展
以下ソース
https://diamond.jp/articles/-/221985
所得格差の大きさと社会問題の発生は正比例する
「所得格差」と「人と社会の健康状態」の相関関係を示した調査研究は多くあります。その中で本稿では、体系的かつ国際的なものとして、英国の経済学者で公衆衛生学者でもあるリチャード・ウィルキンソンの研究を示します。
すでにご存じの方もいると思いますが、図1は、2009年に彼のチームが発表したデータです。横軸は、所得格差で、右に行くほど格差が大きい国です。縦軸は人と社会の健康状態で、上に行くほど悪く、社会問題が深刻な国です(枠線内のさまざまな指標を用い総合的に算出)。
これを見ると、「所得格差」と「社会問題」が見事に正比例していることがわかります。調査対象国中、最も格差が少なく人の健康も社会の状態も良いのが日本、その正反対にあるのがアメリカです。
小格差国から中格差国へ、そして超格差国の仲間入り?
図2は、図1の所得格差(横軸)を対象国別にならべたものです。上位20%の富裕層の平均所得を下位20%の貧困層の平均所得で割った所得倍率です。情報源は、国連開発計画・人間開発報告書で示された2003~06年のデータです(ウィルキンソン氏に確認済み)。
そこで、筆者が同じ情報源にある最新データ(2010~17年)を用いて、所得格差を国際比較したのが図3です。日本は3.4倍から5.6倍と、10年たらずで格差が広がり、右側の高格差国に仲間入りしていることがわかります。
格差拡大で日本の劣化が進んでいる
ウィルキンソン氏の研究結果に従うと、日本では格差が拡大した分、人の健康も社会問題も悪化しているはずです。これを同氏が当時使った統計データの最新版で確かめたいところです。しかし残念ながら継続的にとられていないデータも多く、変化を正しく捉えられないため、別のデータに目を向けてみることにしましょう。
すると、確かに昨今の日本の劣化を示すものは多くあります。例えば、精神疾患による患者数は、2002年の約258万人から2017年には419万人に(厚生労働省・患者調査)、肥満率も、1997年の男性23.3%・女性20.9%から2017年には男性30.7%・女性21.9%と増えています(厚生労働省・国民健康栄養調査)。
ここ20年間(1996年~2016年)の刑法犯の認知件数を見ると、戦後最多を記録した2002年以降は全般的に減少傾向にあるものの、犯罪別では悪化しているものが多くあります。傷害は約1万8000件から約2万4000件に、暴行は約6500件から約3万2000件に、脅迫は約1000件から約4000件に、強制わいせつが約4000件から約6000件に、公務執行妨害が約1400件から約2500件に、住居侵入が約1万2000件から約1万6000件に、器物損壊が約4万件から約10万件に、それぞれ増加しています。
また2013年あたりから振り込め詐欺の増加に伴い、詐欺事件が約3万8000件から約4万3000件に増えています(法務省・犯罪白書)。こうした犯罪の増加も影響してか、他人を信用する割合も、2000年の40%から2010年には36%に低下しています(World Values Survey)。さらに、日本人の国語力や数学力の低下を指摘する調査や文献も多くでてきています。
格差はやがて社会の分断、暴動、革命に発展
以下ソース
https://diamond.jp/articles/-/221985
豊中社会保険事務所に、確認・・・・・
暫定2級・・12月から、正式2級・・・
最後は、無難に万人受けでしたね・・・・・・
米津玄師『Lemon』・・・・とっても、気分高揚する・・
米津玄師『Lemon』が日米初「ビルボード」連覇!同一曲で快挙
2019/12/06 04:02
産経新聞社 米津玄師『Lemon』が日米初「ビルボード」連覇!同一曲で快挙
シンガー・ソングライター、米津玄師(28)の「Lemon」が総合音楽チャート「Billboard Japan Hot 100 of the Year 2019」を2年連続で受賞したことが5日、分かった。同一曲の連覇は米国のビルボードを含めて初の快挙。同曲は昨年3月のリリース後もヒットが続き、今年は“史上最速”で300万ダウンロードを達成。NHK紅白歌合戦の2年連続出場に向けた期待感も高まっている。
圧倒的な人気を誇る「Lemon」の勢いが止まらない。この日発表された2019年の総合音楽チャート「Billboard Japan Hot 100」で連覇を達成した。
ネット配信など音楽の多様な楽しみ方が定着した08年にスタートした同チャートでは、CD売上だけでなく、ダウンロードや動画再生数、ラジオでのオンエアやカラオケ人気などを加味。同一曲の2年連続受賞は初で、60年の歴史を持つ米国の「Billboard Hot 100」を含めて初の快挙を達成した。
米津の切ない歌声が響く「Lemon」は昨年1月期のTBS系「アンナチュラル」の主題歌。同3月14日のCD発売に先駆け、同2月12日から配信するなど、ネット時代に対応した戦略で曲の魅力を発信してきた。
昨年、白組で初出場した紅白でも熱唱して話題に。その結果、ミュージックビデオは現在、日本最多の4億9000万再生を突破。オリコンのカラオケランキングでは史上最長の85週連続1位を記録するなど、平成から令和の新時代を迎えても、高い作品性が支持されている。同曲は、同じくこの日発表された「レコチョク年間ランキング2019」のダウンロード部門でも2年連続で2冠を達成した。
今回の「Billboard Japan Hot 100」では、ラグビーW杯とともに盛り上がったTBS系「ノーサイド・ゲーム」の主題歌「馬と鹿」が5位で、米津がプロデュースした菅田将暉(26)の「まちがいさがし」(6位)と小中学生ユニット、Foorinの「パプリカ」(7位)もランクイン。トップ10に米津関連の4曲が入った。
米津は「とても光栄です。この曲(『Lemon』)を作ったのが遠い昔のような気分でいます。これからも続くであろう長い人生の中で、このような得難い経験をさせてもらったことに感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。日米通じた初の偉業を糧に、2020年も精力的な活動を続ける。
2019/12/06 04:02
産経新聞社 米津玄師『Lemon』が日米初「ビルボード」連覇!同一曲で快挙
シンガー・ソングライター、米津玄師(28)の「Lemon」が総合音楽チャート「Billboard Japan Hot 100 of the Year 2019」を2年連続で受賞したことが5日、分かった。同一曲の連覇は米国のビルボードを含めて初の快挙。同曲は昨年3月のリリース後もヒットが続き、今年は“史上最速”で300万ダウンロードを達成。NHK紅白歌合戦の2年連続出場に向けた期待感も高まっている。
圧倒的な人気を誇る「Lemon」の勢いが止まらない。この日発表された2019年の総合音楽チャート「Billboard Japan Hot 100」で連覇を達成した。
ネット配信など音楽の多様な楽しみ方が定着した08年にスタートした同チャートでは、CD売上だけでなく、ダウンロードや動画再生数、ラジオでのオンエアやカラオケ人気などを加味。同一曲の2年連続受賞は初で、60年の歴史を持つ米国の「Billboard Hot 100」を含めて初の快挙を達成した。
米津の切ない歌声が響く「Lemon」は昨年1月期のTBS系「アンナチュラル」の主題歌。同3月14日のCD発売に先駆け、同2月12日から配信するなど、ネット時代に対応した戦略で曲の魅力を発信してきた。
昨年、白組で初出場した紅白でも熱唱して話題に。その結果、ミュージックビデオは現在、日本最多の4億9000万再生を突破。オリコンのカラオケランキングでは史上最長の85週連続1位を記録するなど、平成から令和の新時代を迎えても、高い作品性が支持されている。同曲は、同じくこの日発表された「レコチョク年間ランキング2019」のダウンロード部門でも2年連続で2冠を達成した。
今回の「Billboard Japan Hot 100」では、ラグビーW杯とともに盛り上がったTBS系「ノーサイド・ゲーム」の主題歌「馬と鹿」が5位で、米津がプロデュースした菅田将暉(26)の「まちがいさがし」(6位)と小中学生ユニット、Foorinの「パプリカ」(7位)もランクイン。トップ10に米津関連の4曲が入った。
米津は「とても光栄です。この曲(『Lemon』)を作ったのが遠い昔のような気分でいます。これからも続くであろう長い人生の中で、このような得難い経験をさせてもらったことに感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。日米通じた初の偉業を糧に、2020年も精力的な活動を続ける。