高橋信次師の預言の1つ・・・
日本に、食糧危機は来ない・・・・・・
それだけ、大変な危機が来るんだ・・・・・と思っていたら
今回の危機の事かなと思ってしまった・・・・
これを知らない、大川隆法は、偽物・・・
大川隆法の父が、GLAに属した時期が有ったため・・・
※でも、極秘預言は知らなかった・・・・
幸福の科学の月刊誌・・・・嘘バッカリ・・・・
それだけ、大変な危機が来るんだ・・・・・と思っていたら
今回の危機の事かなと思ってしまった・・・・
これを知らない、大川隆法は、偽物・・・
大川隆法の父が、GLAに属した時期が有ったため・・・
※でも、極秘預言は知らなかった・・・・
幸福の科学の月刊誌・・・・嘘バッカリ・・・・
明日から7月です・・・・
チョコレートの投げ売り・・・行きたかったよ・・・
イエス・キリスト様の身体は、光の粒子で、真贋は観る人次第という・・
<世界で人種差別に関わる像や記念碑の撤去が広がるなか、ついにイエス・キリストを白人として描く肖像の見直しを英国国教会の大司教が指示した>
イギリスのカンタベリー大司教ジャスティン・ウェルビーは6月26日、英国国教会をはじめ世界中の宗教機関は、「白いキリスト」について「当然」再考すべきだと語った。【メーガン・ルース】
【画像を見る】最もイエスの実像に近い描写
制度的な人種差別を終わらせろと抗議する行動が世界中で勢いを増す中、世界の165を超える国にまたがる数百万人もの信者の頂点に立つアングリカン・コミュニオンの大司教が、イエス・キリストを白人として描くことは人種差別的だと反対の声を上げたのだ。
ウェルビーは26日、イギリスBBCラジオ4の番組で、多様な文化的背景を持つさまざまな教会を訪問した経験を語った。その多くで掲げられていたのは、白い肌のキリスト像ではなかったという。
「イエス・キリストの姿は、文化、言語、解釈の数と同じだけさまざまな描写がある」と、ウェルビーは述べた。「白人のキリストではなく、黒人や中国人のキリストもいる。アラブ系のキリストの姿もあって、それは最も本物に近い」
宗教機関による描写の再検討に加えて、教会の敷地内に設置されているキリスト像やその他の歴史的人物のあらゆる彫像の必要性を見直す時が来た、とウェルビーは語った。カンタベリー大聖堂やウェストミンスター寺院のような場所に現存する多くの彫像を残すかどうかは自分が決めることではないが、すべてを残す必要があるかどうかは議論の余地がありそうだ、と彼は言う。
<白いキリストは偽善>
「像はそれが設置された背景のなかでとらえる必要がある。取り除くべきものもあるだろう。一部は名前を変える必要がある」と、ウェルビーは語った。「カンタベリー大聖堂の周囲を歩けば、あらゆるところで彫像に出会う」
ウェルビーがこの発言をしたとき、世界各国の指導者は、公共の場所に設置された人種差別主義者の記念碑は本当に死守する価値がるのかどうか、迷っているところだった。
アメリカでは、人種差別に対する抗議デモの参加者や都市の指導者の一部が、南北戦争のときの南部連合軍の将軍やクリストファー・コロンブス、奴隷制とつながりのある一部の建国の父などの像や記念碑を破壊・撤去する行動を起こしている。
市民活動家のショーン・キングは、白人のイエス・キリスト像は「白人至上主義の一形態」であるとし、ツイッターで撤去を呼びかけた。現在のパレスチナで生まれたイエス・キリストが白人だったはずはなく、黒人だった可能性が高いというのは専門家も認めるところだ。
BLM(ブラック・ライブズ・マター=黒人の命は大事)運動ニューヨーク地区責任者のホーク・ニューサムは24日、フォックス・ニュースのインタビューでキングに同調した。「青白い肌のキリストの肖像は、アメリカと世界における偽善と白人至上主義にすぎない」と、ニューサムは言った。「イエスは白人ではなかった。誰でも知っていることだ」
<教会の重要な変化>
イギリスでは、ウェルビーがすでに教会内に根ざした人種差別に対処するための措置を講じている。6月にはツイッターに投稿した動画で、教会が「みずからの歴史的過ちと失敗を認める時がきた」と述べた。
そして英国国教会は24日、「重要な文化的、構造的変化」を導入するためのタスクフォースを立ち上げると発表した。
英国国教会の変化の程度は、来年初めに開かれるタスクフォースの会合で決定される。アメリカや他の国の宗教施設で同様の取り組みが行われるかどうかはまだ分からない。
変化の程度を見極めるには時期尚早だが、BLM運動の共同創設者パトリス・カラーズは、現在の運動の勢いからすれば、見通しは明るいと言う。
「今こそが重大な分岐点だ」と、カラーズは先日、本誌に語った。「全世界が『黒人の命は大事』と言っている」
6/29(月) 17:36 ニューズウィーク日本版
https://news.yahoo.co.jp/articles/a37fa9fdd337f2e84e339c7125526a56a8d4c062?page=1
天もある時は、金粉に覆われている様に、見えたらしい・・・心眼だとみんな、後光が見えると・・・
イギリスのカンタベリー大司教ジャスティン・ウェルビーは6月26日、英国国教会をはじめ世界中の宗教機関は、「白いキリスト」について「当然」再考すべきだと語った。【メーガン・ルース】
【画像を見る】最もイエスの実像に近い描写
制度的な人種差別を終わらせろと抗議する行動が世界中で勢いを増す中、世界の165を超える国にまたがる数百万人もの信者の頂点に立つアングリカン・コミュニオンの大司教が、イエス・キリストを白人として描くことは人種差別的だと反対の声を上げたのだ。
ウェルビーは26日、イギリスBBCラジオ4の番組で、多様な文化的背景を持つさまざまな教会を訪問した経験を語った。その多くで掲げられていたのは、白い肌のキリスト像ではなかったという。
「イエス・キリストの姿は、文化、言語、解釈の数と同じだけさまざまな描写がある」と、ウェルビーは述べた。「白人のキリストではなく、黒人や中国人のキリストもいる。アラブ系のキリストの姿もあって、それは最も本物に近い」
宗教機関による描写の再検討に加えて、教会の敷地内に設置されているキリスト像やその他の歴史的人物のあらゆる彫像の必要性を見直す時が来た、とウェルビーは語った。カンタベリー大聖堂やウェストミンスター寺院のような場所に現存する多くの彫像を残すかどうかは自分が決めることではないが、すべてを残す必要があるかどうかは議論の余地がありそうだ、と彼は言う。
<白いキリストは偽善>
「像はそれが設置された背景のなかでとらえる必要がある。取り除くべきものもあるだろう。一部は名前を変える必要がある」と、ウェルビーは語った。「カンタベリー大聖堂の周囲を歩けば、あらゆるところで彫像に出会う」
ウェルビーがこの発言をしたとき、世界各国の指導者は、公共の場所に設置された人種差別主義者の記念碑は本当に死守する価値がるのかどうか、迷っているところだった。
アメリカでは、人種差別に対する抗議デモの参加者や都市の指導者の一部が、南北戦争のときの南部連合軍の将軍やクリストファー・コロンブス、奴隷制とつながりのある一部の建国の父などの像や記念碑を破壊・撤去する行動を起こしている。
市民活動家のショーン・キングは、白人のイエス・キリスト像は「白人至上主義の一形態」であるとし、ツイッターで撤去を呼びかけた。現在のパレスチナで生まれたイエス・キリストが白人だったはずはなく、黒人だった可能性が高いというのは専門家も認めるところだ。
BLM(ブラック・ライブズ・マター=黒人の命は大事)運動ニューヨーク地区責任者のホーク・ニューサムは24日、フォックス・ニュースのインタビューでキングに同調した。「青白い肌のキリストの肖像は、アメリカと世界における偽善と白人至上主義にすぎない」と、ニューサムは言った。「イエスは白人ではなかった。誰でも知っていることだ」
<教会の重要な変化>
イギリスでは、ウェルビーがすでに教会内に根ざした人種差別に対処するための措置を講じている。6月にはツイッターに投稿した動画で、教会が「みずからの歴史的過ちと失敗を認める時がきた」と述べた。
そして英国国教会は24日、「重要な文化的、構造的変化」を導入するためのタスクフォースを立ち上げると発表した。
英国国教会の変化の程度は、来年初めに開かれるタスクフォースの会合で決定される。アメリカや他の国の宗教施設で同様の取り組みが行われるかどうかはまだ分からない。
変化の程度を見極めるには時期尚早だが、BLM運動の共同創設者パトリス・カラーズは、現在の運動の勢いからすれば、見通しは明るいと言う。
「今こそが重大な分岐点だ」と、カラーズは先日、本誌に語った。「全世界が『黒人の命は大事』と言っている」
6/29(月) 17:36 ニューズウィーク日本版
https://news.yahoo.co.jp/articles/a37fa9fdd337f2e84e339c7125526a56a8d4c062?page=1
天もある時は、金粉に覆われている様に、見えたらしい・・・心眼だとみんな、後光が見えると・・・
破廉恥って、やっぱり韓国の事みたいだな・・・・
デジタル大辞泉の解説
[名・形動]恥を恥とも思わず平気でいること。また、そのさま。恥知らず。「破廉恥な人」「破廉恥な振る舞い」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
大辞林 第三版の解説
( 名 ・形動 ) [文] ナリ
人として恥ずべきことを平気ですること。人倫・道義に反すること。また、そのさま。恥知らず。 「 -な人間」 「 -極まりないふるまい」
出典 三省堂大辞林 第三版について 情報
精選版 日本国語大辞典の解説
〘名〙 (形動) (廉恥の心を破る意) 恥を恥とも思わないこと。恥ずかしいことを平気ですること。人倫、道徳などに反する行為をすること。また、そのさま。恥しらず。
※太政官達第一二〇号‐明治七年(1874)九月一〇日「独逸国領事勤方ファバー氏に邂逅し忽抜刀追逐して兇殺せし段甚以不届之儀に付破廉恥甚を以て〈略〉斬罪申付候事」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
[名・形動]恥を恥とも思わず平気でいること。また、そのさま。恥知らず。「破廉恥な人」「破廉恥な振る舞い」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
大辞林 第三版の解説
( 名 ・形動 ) [文] ナリ
人として恥ずべきことを平気ですること。人倫・道義に反すること。また、そのさま。恥知らず。 「 -な人間」 「 -極まりないふるまい」
出典 三省堂大辞林 第三版について 情報
精選版 日本国語大辞典の解説
〘名〙 (形動) (廉恥の心を破る意) 恥を恥とも思わないこと。恥ずかしいことを平気ですること。人倫、道徳などに反する行為をすること。また、そのさま。恥しらず。
※太政官達第一二〇号‐明治七年(1874)九月一〇日「独逸国領事勤方ファバー氏に邂逅し忽抜刀追逐して兇殺せし段甚以不届之儀に付破廉恥甚を以て〈略〉斬罪申付候事」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
韓国は、日本の10倍ほど破廉恥・・・・・
今日から、節約です・・・・
結構、忙しい一日でした・・・・
なんでやねん・・・・・・死因:検査不備の肺炎が多いのでは?
新型コロナ】死者は過小評価されていた?4月の死亡者数が発表
ハフポスト日本版 2020/06/29 17:55
ハフポスト日本版
6月26日、厚生労働省は最新の人口動態調査の結果「人口動態統計速報」を発表しました。
この速報、ある大切な意味を持つと注目されていました。「新型コロナの感染が拡大した4月において、全国でどのくらいの人が亡くなったか」が初めてわかる、ということです。
結果としては、去年と比べて、死亡者数はほとんど変わらなかったことが分かりました。
In focus
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2019年4月の死亡者数が11万2,939人だったのに対し、2020年4月は11万3,362人。その差は423人(0.4%増)でした。
人口動態統計は、国の統計の中でも重要度が高いとされる「基幹統計」のひとつです。
子どもが生まれると出生届を、誰かが亡くなると死亡届を出すことが定められていますが、そうした届け出のデータを全国でとりまとめたものです。つまり、その期間に国内で生まれたり亡くなったりした人の全数を把握することができます。
日本では、ある月の人口動態統計の速報値は、翌々月の月末に公表されることになっています。その決まりに従い、26日に4月分の速報データが発表されたわけです。
なぜ4月の死亡者数が注目されたのか?
ではなぜ、4月の死亡者数が注目されたのでしょうか?
ひとつの要因と考えられるのは、国がこれまで公表してきたデータに対する疑いの声です。
新型コロナの感染が拡大した4月、厚労省が感染による死亡者として公表したのは400人ほどでした。この数字に対し「そんなに少ないわけがない」という指摘が、メディアやSNSで相次いだのをご記憶のかたも多いのではないでしょうか。
当時、国際的に見た場合のPCR検査の実施数の少なさや、手書き・FAXなどに頼るデータの収集体制が指摘されるにつれ、「新型コロナと判明せずになくなっている人が、もっともっと多くいるのではないか?」という声が上がりました。
一方で、「肺炎などの症状が悪化して亡くなった人に対しては、きちんと検査は行われて大枠は把握されている」という指摘もあり、実態を示すデータが求められていました。
もうひとつ、新型コロナウイルスによる被害の影響を見積もりたい、というニーズがあったことも考えられます。
新型コロナウイルスのような感染症に関しては、その影響を国際的に比較するためには、死亡者数を調べるのが良いと考えられています。
検査によりわかる感染者数は、その国の検査体制がどのくらい整備されているかとか、検査を受けられる対象をどのように決めているかなどによって影響を受けます。
一方で、死亡に関する統計データは、基礎的で重要なデータであり、また「だれかが死んだら死亡届を出す、それを集計する」というシンプルな手続きで得られる数字なので、様々な要因による影響を受けにくいと考えられます。なので、いろいろな事情を抱える国同士を比較するには適していると考えられるのです。
なお「超過死亡」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
超過死亡というのは、ざっくりいえば「例年だったらこの季節だとこのくらいの人が亡くなるはずなのに、今年だけめっちゃ多かったら常識的に言っておかしい。その分は何か特別な要因があるのでは?」という考え方です。
たとえば4月に、ここ5年くらいの平均の死亡者数より数千、数万人単位で多い死亡者がいたとしたら、今年に限って起きた例外的な要因、つまり新型コロナウイルスによるものと考えていいのじゃないか?ということです。
4月の死亡者数はほぼかわらず その結果をどう見るか
結果として、日本全国において、コロナが感染拡大した4月の死亡者数は去年とほぼ変わりませんでした。
ハフポスト日本版
過去10年ほどのデータを見ても、日本は高齢化に伴ってゆるやかに死亡者数が増えるトレンドにありますが、その流れの中にいると言えそうです。
もちろん、もしかすると今年の4月はたまたま他の死因で亡くなった人が少なく、新型コロナによる死亡者数は、厚労省が公表している400人ほどよりは多かったのかもしれません。
しかしいずれにせよ、死亡者数の全体(11万人程度)から見た場合、大きな違いを示すほどの過小評価はされていなかった、ということは言えそうです。
これは、BBCの試算で、感染が拡大してからの死者が例年の25%増えたとされるフランスや、43%増えたとされるイギリスと比べると大きな違いです。(アメリカは16%の増加ですが、例年より10万人近い人が多く亡くなったとされています)
では、なぜ日本は多くの死者が出なかったのか?
それはまだ、わかりません。
いま様々な仮説が出されているように、人種の違いがあるのかもしれませんし、マスクや清潔習慣があるのかもしれません。もしくは中国に近かったからこそ、早めに対策をとれたことが奏功したのかもしれません。「そもそもインフルエンザ以下の脅威でしかなかった」という声さえあるようです。
そうした様々な仮説を検証していくためにも、今回、死亡者数の実態を示すデータが出たことは確かな一歩です。「日本の死亡者数は、これまで把握されている規模とそう違いはなかった」ことを前提に、議論していけるからです。
なお、これは完全に私見ですが、個人的には「何もしなくても死者は少なかった」とは考えにくいと思っています。
感染拡大が進んだ4月、医療や介護、そして行政の現場において、命を守るための必死の取り組みが行われました。
そして自粛要請にこたえ、春から初夏にかけての最高の行楽シーズンに、花見も旅行も我慢してステイホームした多くの人の行動がありました。そのことが、失わずに済む命を守り、被害を最小限にとどめることにつながったと考えるのが自然だと思っています。
明らかになるデータ 適切な対策を続ける「自信」に
いまだ新型コロナの感染者は日々報告されています。ここ数日、少しずつその数が増えています。この後、いわゆる「第2波」と呼ばれる感染拡大の局面を日本は迎えるかもしれません。
しかし、そのときに役立つ知見を、少しずつ私たちは手にしています。
今回の4月の死亡者のデータを見て、「そんなに亡くなる人がいないのだから、心配しないでも良い」という「油断」の材料としてしまうことは危険です。
むしろ「みんなが適切な対策をきちんととれば、新型コロナは抑え込むことができる」ことの証拠の一つと考えて、「手洗い」や「3密を避ける」など、これまで推奨されてきた対策を、粛々と続けていくための「自信」の材料とするのが、役に立つ態度と言えるかもしれません。
*本記事は6月28日「Yahoo!個人」に掲載された記事を転載しました。
ハフポスト日本版 2020/06/29 17:55
ハフポスト日本版
6月26日、厚生労働省は最新の人口動態調査の結果「人口動態統計速報」を発表しました。
この速報、ある大切な意味を持つと注目されていました。「新型コロナの感染が拡大した4月において、全国でどのくらいの人が亡くなったか」が初めてわかる、ということです。
結果としては、去年と比べて、死亡者数はほとんど変わらなかったことが分かりました。
In focus
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2019年4月の死亡者数が11万2,939人だったのに対し、2020年4月は11万3,362人。その差は423人(0.4%増)でした。
人口動態統計は、国の統計の中でも重要度が高いとされる「基幹統計」のひとつです。
子どもが生まれると出生届を、誰かが亡くなると死亡届を出すことが定められていますが、そうした届け出のデータを全国でとりまとめたものです。つまり、その期間に国内で生まれたり亡くなったりした人の全数を把握することができます。
日本では、ある月の人口動態統計の速報値は、翌々月の月末に公表されることになっています。その決まりに従い、26日に4月分の速報データが発表されたわけです。
なぜ4月の死亡者数が注目されたのか?
ではなぜ、4月の死亡者数が注目されたのでしょうか?
ひとつの要因と考えられるのは、国がこれまで公表してきたデータに対する疑いの声です。
新型コロナの感染が拡大した4月、厚労省が感染による死亡者として公表したのは400人ほどでした。この数字に対し「そんなに少ないわけがない」という指摘が、メディアやSNSで相次いだのをご記憶のかたも多いのではないでしょうか。
当時、国際的に見た場合のPCR検査の実施数の少なさや、手書き・FAXなどに頼るデータの収集体制が指摘されるにつれ、「新型コロナと判明せずになくなっている人が、もっともっと多くいるのではないか?」という声が上がりました。
一方で、「肺炎などの症状が悪化して亡くなった人に対しては、きちんと検査は行われて大枠は把握されている」という指摘もあり、実態を示すデータが求められていました。
もうひとつ、新型コロナウイルスによる被害の影響を見積もりたい、というニーズがあったことも考えられます。
新型コロナウイルスのような感染症に関しては、その影響を国際的に比較するためには、死亡者数を調べるのが良いと考えられています。
検査によりわかる感染者数は、その国の検査体制がどのくらい整備されているかとか、検査を受けられる対象をどのように決めているかなどによって影響を受けます。
一方で、死亡に関する統計データは、基礎的で重要なデータであり、また「だれかが死んだら死亡届を出す、それを集計する」というシンプルな手続きで得られる数字なので、様々な要因による影響を受けにくいと考えられます。なので、いろいろな事情を抱える国同士を比較するには適していると考えられるのです。
なお「超過死亡」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
超過死亡というのは、ざっくりいえば「例年だったらこの季節だとこのくらいの人が亡くなるはずなのに、今年だけめっちゃ多かったら常識的に言っておかしい。その分は何か特別な要因があるのでは?」という考え方です。
たとえば4月に、ここ5年くらいの平均の死亡者数より数千、数万人単位で多い死亡者がいたとしたら、今年に限って起きた例外的な要因、つまり新型コロナウイルスによるものと考えていいのじゃないか?ということです。
4月の死亡者数はほぼかわらず その結果をどう見るか
結果として、日本全国において、コロナが感染拡大した4月の死亡者数は去年とほぼ変わりませんでした。
ハフポスト日本版
過去10年ほどのデータを見ても、日本は高齢化に伴ってゆるやかに死亡者数が増えるトレンドにありますが、その流れの中にいると言えそうです。
もちろん、もしかすると今年の4月はたまたま他の死因で亡くなった人が少なく、新型コロナによる死亡者数は、厚労省が公表している400人ほどよりは多かったのかもしれません。
しかしいずれにせよ、死亡者数の全体(11万人程度)から見た場合、大きな違いを示すほどの過小評価はされていなかった、ということは言えそうです。
これは、BBCの試算で、感染が拡大してからの死者が例年の25%増えたとされるフランスや、43%増えたとされるイギリスと比べると大きな違いです。(アメリカは16%の増加ですが、例年より10万人近い人が多く亡くなったとされています)
では、なぜ日本は多くの死者が出なかったのか?
それはまだ、わかりません。
いま様々な仮説が出されているように、人種の違いがあるのかもしれませんし、マスクや清潔習慣があるのかもしれません。もしくは中国に近かったからこそ、早めに対策をとれたことが奏功したのかもしれません。「そもそもインフルエンザ以下の脅威でしかなかった」という声さえあるようです。
そうした様々な仮説を検証していくためにも、今回、死亡者数の実態を示すデータが出たことは確かな一歩です。「日本の死亡者数は、これまで把握されている規模とそう違いはなかった」ことを前提に、議論していけるからです。
なお、これは完全に私見ですが、個人的には「何もしなくても死者は少なかった」とは考えにくいと思っています。
感染拡大が進んだ4月、医療や介護、そして行政の現場において、命を守るための必死の取り組みが行われました。
そして自粛要請にこたえ、春から初夏にかけての最高の行楽シーズンに、花見も旅行も我慢してステイホームした多くの人の行動がありました。そのことが、失わずに済む命を守り、被害を最小限にとどめることにつながったと考えるのが自然だと思っています。
明らかになるデータ 適切な対策を続ける「自信」に
いまだ新型コロナの感染者は日々報告されています。ここ数日、少しずつその数が増えています。この後、いわゆる「第2波」と呼ばれる感染拡大の局面を日本は迎えるかもしれません。
しかし、そのときに役立つ知見を、少しずつ私たちは手にしています。
今回の4月の死亡者のデータを見て、「そんなに亡くなる人がいないのだから、心配しないでも良い」という「油断」の材料としてしまうことは危険です。
むしろ「みんなが適切な対策をきちんととれば、新型コロナは抑え込むことができる」ことの証拠の一つと考えて、「手洗い」や「3密を避ける」など、これまで推奨されてきた対策を、粛々と続けていくための「自信」の材料とするのが、役に立つ態度と言えるかもしれません。
*本記事は6月28日「Yahoo!個人」に掲載された記事を転載しました。