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中庸とは?・・・・3

「中庸」の倫理を例文で紹介

『中庸』に書かれた倫理の教えを書き下し文と解説文で紹介します。どのような生き方が「中庸」であるのかが、具体的に示されていますので、参考にしてください。

和すれどもしかも流せず
人々と調和を保ちながらも、世間一般の風潮に流されないことが大切だ。

人をもって人を治む
人間の道をもって人間を治めることが最上の政治だ。



遠きに行くには必ずちかきよりす
遠いところに行こうとするには、必ず近いところから第一歩をはじめることが大切だ。

高明を極めて中庸に道(よ)る
高く明らかな学問や行為を極めたとき、それを実行したり発表したりするには平凡な形がよい。

愚にして自ら用うることを好む
愚かなものは自分の意見を強く主張する。そのような人間には災いがその身に及ぶものだ。

己を正しくして人に求めざれば、則ち怨み無し
自分自身を正しくして人に求めることをしなければ、怨むこともない。

上天のことは声もなく臭いもなし
天の仕事には言葉も姿もないが、その無為の中で大きな仕事をしている。人もそれにのっとるべきだ。




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