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日本には、まだ影響が少ないからな・・・・・2

また、日本政府が対策本部を設置、安倍首相が自ら指揮を執る姿がテレビで流れ、そして、武漢へチャーター便を出すときに支援物資をいっぱい積んで飛ばしたことなど、日本からの一連の支援活動がマスコミに大々的に報道され、拡散された。

 SNS上では、瞬時におびただしいコメントが寄せられた。

 「本当に感動した!ありがとう!の一言に尽きる」

 「この恩を忘れません!いつかお返ししたいと思う」

 「自ら真剣に取り組む安倍首相がカッコいい!」

 「これに対して武漢の人は自粛が足らず、日本へ旅行に行くなど、極めて自己中心の行為だ。日本に迷惑をかけて、申し訳ないと思っている」

 「マスクの値上がりに便乗してもうけようとしているわが同胞よ、日本を見習え!」

 などなど…。

 一方、「日本では既にマスクが全然売っていない。特にこれから花粉症の時期なのに、日本の人たちには申し訳ない」といった声もある。

● 多くの中国人の心をとらえた 8文字のメッセージ

 とりわけ話題となり、人々に感動を与えた出来事がある。あるネットニュースには7000以上コメントが寄せられ、31万超の「いいね」がついていたほどだ。このニュースは、中国中に拡散されている。

 それは、漢語水平考試(HSK)日本事務局が、中国湖北省に送る支援物資の段ボールに添えた1枚のメッセージ。「山川異域、風月同天」(山と川は違っても、同じ風が吹いて同じ月を見る。場所は違っても同じ自然や志でつながっているという意味)の8文字であった。

 この言葉の由来は、中国の唐の時代の高僧である鑑真和上の伝記「唐大和上東征伝」によると、日本の長屋王が唐に送った千着の袈裟(けさ)に刺しゅうされていた一文のようだ。その刺しゅうでは「山川異域 風月同天 寄諸仏子 共結来縁」と縫われており、これに心を動かされた鑑真和上が、苦難と死を覚悟で日本に行く決意を決めたと言われている。

 この文学的で詩のようなメッセージは、たちまち多くの中国人の心をとらえた。

 「なんとも優雅で、教養があり、文化的だ!」

 「適切すぎる、愛に国境なし!まさに、今の日中関係を表している」

 「山川異域、風月同天は、今の言葉でいうと、運命共同体であろう」

 「美しい!山河は違えど、同じ風が吹き同じ月を見る。一瞬涙が出た…」

 「ある意味では、きちんと中国の文化を伝承しているのが日本だ!」

 今は、世界への感染流行が拡大している、世界各国の政府がこれまでにとったさまざまな水際対策による入国拒否、航空便中止、ビザ発給中止、アジア人差別などの動きも多く報道されている。





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