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米中貿易戦争の開戦・・・・・不可避だろうな・・・


<米政権>対中制裁関税、7月6日発動 1100品目に


6/15(金) 21:56配信

毎日新聞


トランプ米大統領=AP


 ◇米中「貿易戦争」への発展の可能性、一気に高まる

 【ワシントン清水憲司、北京・赤間清広】中国の知的財産権侵害を巡る問題でトランプ米政権は15日、中国製品に制裁関税を発動すると発表した。約1100品目が対象で、総額は約500億ドル(約5.5兆円)。うち約820品目(約340億ドル分)は7月6日に第1弾として発動する。これに対し、中国商務省は同規模の報復措置を発動すると発表し、米中間の「貿易戦争」は不可避の情勢になった。

 米政府によると、追加関税は25%。第1弾以外の約280品目(約160億ドル分)は国内手続きを経て、後日発動する。トランプ大統領は声明で「中国は長年、知的財産権や技術を取得する不公正な貿易慣行に関与してきた」と改めて批判。中国が報復措置に出た場合には「さらなる関税を発動する」として再報復に乗り出す方針も表明した。既に1000億ドル分の中国製品を対象とする追加関税の検討を指示している。

 米通商代表部(USTR)によると、第1弾の追加関税には、航空宇宙やIT(情報技術)、通信機器などハイテク分野の製品が主に含まれる。消費者への影響が大きい携帯電話やテレビは対象にしなかった。第2弾は工業用機械が中心になる。中国政府が先端分野での台頭を目指して策定した国家戦略「中国製造2025」を問題視しており、ライトハイザーUSTR代表は「技術革新での米国のリーダーシップを守るため、中国による前例のない脅威に対し、強い防衛策をとらないといけない」と強調した。

 米中は5月以降、貿易戦争回避に向け3度にわたり閣僚級協議を開催。一時は中国が米国製品の輸入を大幅に増やすことを条件に、米中が制裁を凍結することで歩み寄った。しかし、知財や対中貿易赤字削減を巡る溝が埋まらなかった。

 トランプ政権は北朝鮮への対応で中国の支援を必要としているが、6月12日に米朝首脳会談を終えたことで、再び対中制裁発動にかじを切った格好だ。対北朝鮮で米中の足並みが乱れる恐れもある。
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