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安倍さんも、忙しいだろうに・・・・こんな外交ショー・・・・


非核化交渉、置き去りも=「外交ショー」懸念-思惑一致の米朝首脳会談〔深層探訪〕


5/12(土) 8:33配信

時事通信


トランプ米大統領(左)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(AFP=時事)


 6月12日の開催が決まった史上初の米朝首脳会談を、トランプ米大統領は劇場型の外交手法で盛り上げ、「歴史的業績」に位置付けたい考えだ。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長も、超大国米国の指導者と会談し、関係正常化への第一歩を強く印象付ける構え。両首脳の思惑が一致した会談だが、「外交ショー」に終わり、焦点の「非核化」への具体的道筋をめぐる交渉が置き去りにされる懸念もある。


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 ◇プロレス大会
 「午前3時の視聴率としては歴代最高になるだろう」。トランプ氏は10日未明、北朝鮮の拘束下から解放された米国人3人の到着をワシントン郊外の基地で出迎えた際、記者団に語った。対北朝鮮外交での成果を生中継させ、テレビ番組司会者の経験もあるトランプ氏流「劇場型政治」の真骨頂を発揮した形。

 正恩氏に「ロケットマン」とあだ名を付け、「(北朝鮮は)炎と怒りに直面する」と核攻撃を示唆するなど、外交の常識を超えた派手な言葉遣いもトランプ氏の対北朝鮮政策の特徴だ。「(米朝会談開催地の)発表は3日以内だ」「5カ所に絞った」。情報を小出しにしたり、事前に予告したりすることでも耳目を集めてきた。

 だが、こうした手法が「非核化」の期限や方法などで難航が予想される北朝鮮との複雑な交渉に効果的かどうかは不透明だ。マイケル・グリーン元国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長は米メディアに、米朝会談は「プロレス大会」のようになると指摘し、ショーアップへの懸念を示している。

 ◇正恩氏も演出巧者
 「では、今越えてみますか?」。正恩氏は4月に板門店で開かれた南北首脳会談の際、軍事境界線で出迎えた韓国の文在寅大統領に笑顔で問い掛けた。両首脳は手を取り合い、アドリブで軍事境界線を往復。テレビカメラを意識し、巧みな演出を仕掛けることには正恩氏もたけている。

 南北会談では文氏と二人きりで40分近く、散策や座り込んで会話する様子が生中継された。中朝首脳会談では、習近平国家主席と大連の浜辺を一緒に歩く様子が映像で伝えられた。

 韓国の専門家は一連の演出には、正恩氏を「普通の国」の指導者として印象付け、ベールに包まれてきた北朝鮮のイメージを改善する狙いがあると分析する。今回、正恩氏にとっては、現職米大統領と会うことだけでも大きな実績と言え、「正常な国家」として国内外に宣伝できる。

 肝心な「完全な非核化」の実現に向けたプロセスで隔たりのある米朝。「実りあるものでなければ丁重に席を立つ」と強気を通すトランプ氏の外交交渉は正念場を迎える。(ワシントン、ソウル時事)
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