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毎度の派閥争いですか・・・そんな事やってる場合か・・・

自民党石原派(近未来政治研究会、12人)で最高顧問を務める山崎拓元副総裁が14日、石破派(水月会、20人)の憲法勉強会で講演し、9月の総裁選で安倍晋三首相(党総裁)の3選を批判的に語った上で、出馬を目指す石破茂元幹事長にエールを送った。山崎氏は平成21年の衆院選で落選した後、引退を表明したが、9月の党総裁選で「反安倍」の結集に向け派閥領(りょう)袖(しゅう)らへの働き掛けを強めている。(大島悠亮)

 「総裁選で立候補する人がいなくて、安倍首相の3選を追認するのは党としての活性化が阻まれる」

 山崎氏は、勉強会でこう強調した。財務省の文書改竄(かいざん)問題に関連して麻生太郎副総理兼財務相に対しても「問題の事態収拾には最高責任者が責任を取って辞めることが当然だ」と強調した。石破氏については「総裁選に立つ意思を明確にしているので評価した」と持ち上げた。

 石破氏は総裁選の動向に触れなかったが、防衛庁長官経験者の山崎氏に「長年の経験に基づく憲法のあり方について話を承りたい」と語り掛け、石破、山崎両氏の連携ぶりがにじんだ。

 山崎氏は議員バッジを外して8年以上が過ぎたが、「反安倍」勢力の結集を目指すかのような動きが目立つ。7日には谷垣グループ(有隣会、約20人)と石原派の幹部会合に出席した。関係者によると、将来の合流を視野に両派の合同勉強会の開催に向け調整したのは山崎氏だった。

 12日には二階派(志帥会、44人)を率いる二階俊博幹事長らと会食した。このほか、谷垣グループや岸田派(宏池会、47人)、額賀派(平成研究会、55人)の議員とも個別に会合を重ね、総裁選での共闘を模索している。

 総裁選で、安倍首相は細田派(清和政策研究会、95人)と麻生派(志公会、59人)、二階派の支持を受けているが、内閣支持率が急落すれば構図が変わるとの見方もある。石破氏も党所属議員の支持が伸び悩んでいるだけに、山崎氏の援護射撃は渡りに船だ。現状ではさざ波のような両氏の共闘も、政権への逆風が強まれば大波に化けかねない。




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