ローテの柱となってくれ・・・・・

中日・松坂、ローテ争い若手に負けない！「自分が一番頑張る」


2/9(金) 7:00配信

サンケイスポーツ



　中日春季キャンプ（８日、沖縄・北谷）中日・松坂大輔投手（３７）が８日、開幕ローテション争いに向けて決意を新たにした。この日からシート打撃が始まり、３年目左腕の小笠原ら８人の投手が登板。マイペース調整中の通算１６４勝右腕は「自分が一番がんばるつもりでやっていく」と、若手以上にアピールしていくことを誓った。　

　前日６７球を投げた松坂はこの日はキャッチボールも行わなかった。今キャンプ中は３度ブルペン入りしたが、その翌日（休日が１回）はすべてノースローだ。

　「そうしようと思っていた。オフから新しく取り入れていること」

　２０１５年に手術を受けた右肩痛の再発を防ぐためだ。チーム内では、森監督の指令を受けた若手投手陣が例年以上の早い仕上がりをみせている。昨季５勝の小笠原はこの日フリー打撃に登板した８投手の中でトップの最速１４５キロをマーク。打者９人に対して被安打２にも「昨年と同じで成長していない」と猛省。打者７人に被安打１だった昨季のドラ１右腕、柳も「アピールに失敗しないように積み上げていきたい」と力を込めた。

　中日の先発ローテーション争いは、メジャー通算５１勝の新外国人ジーと大野雄は決定的。残る４つを小笠原、柳、鈴木翔ら若手とベテランの吉見、松坂が争う。「若手には若手のペースがある。僕は自分が一番がんばるつもりでやっていく。最終的には上（森監督）の人がどう判断するか」と松坂。アドバイスを送る後輩といえども開幕ローテ争いに負けるつもりはない。