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文春は、もっと良い雑誌だと思っていた・・・・


音楽プロデューサーの小室哲哉さん(59)の不倫疑惑を報じた「週刊文春」に批判が殺到している。小室さんの引退表明につながったこともあり、近年盛り上がる不倫報道への疑問も表面化した。同誌の新谷学編集長(53)が27日夜のトークイベントで、苦しい胸中を明らかにした。

【動画】引退を表明した小室哲哉さん

 ツイッターの公式アカウント「文春砲」へのコメントは27日午後9時半現在、4300件を超す。「廃刊しろ」「もっと他に暴くことあるだろ」「小室さんを追い詰めた」など厳しい声が並ぶ。

 発行元の文芸春秋社(東京都千代田区)で開いた同誌のデジタル会員向けイベントで、新谷編集長は「厳しい意見もいただき、胸に手を当てて考えていきたいが、不倫摘発雑誌のようにとらえられるのは切ない」と述べた。

 報じた理由については、「人間のいろんな面を伝えていきたい。KEIKOさんの介護をしているという『表の顔』の裏で、女性との息抜きを求めていた。大変な介護の中で息抜きもしたくなるよなという、介護の理想と現実というものを伝えたかった」などと述べた。

 対談相手は、バンド「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音さんとの関係が報じられたベッキーさんと同じ事務所に所属するお笑い芸人・カンニング竹山さん。「一連の不倫報道の流れで世の中が騒ぐだろうと分からなかったのか」との質問に対し、新谷編集長は「週刊文春は忖度(そんたく)しないメディア」としながらも「こちら側の意図するものと、伝わり方に大きなギャップが出てきている。予想できなかった」と述べた。
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朝日新聞社




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