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郷に入っては郷に従え・・・・

ゴーン被告、帰国後も雲隠れ=市民から怒りの声も―レバノン

2020/01/01 19:56
新年早々に押し入り緊縛強盗、逃走

上皇ご夫妻、退位後初の公の場へ

[コピーライト] 時事通信 提供 1日、ベイルートのカルロス・ゴーン被告の自宅(右奥の建物)の前で、ニュースの中継を行う女性リポーター
 【ベイルート時事】日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告が無断帰国したレバノンの自宅前には1日、報道陣の姿が見られた。ただ、本人は12月30日に入国した後、自宅には一度も戻らず、治安当局の協力を得て「雲隠れ」しているとみられる。
 自宅の警備スタッフの1人は「ゴーン氏はここにはいない。セキュリティー要員と清掃担当の女性がいるだけだ」と語った。地元メディアは、ゴーン氏が親戚宅に身を寄せているなどと報じたものの、帰国後の動静は明かされていない。
 ゴーン氏をめぐり、治安当局は「合法的に入国した」と見なし、法的措置を取らない姿勢。主に富裕層の間で歓迎ムードもあるようだ。しかし、日本で汚職の罪に問われ、司法手続きに従わずに国外逃亡したことについて、怒りの声も聞かれる。
 自宅近くで商店を営むハリル・イシュライムさん(65)は「レバノンでは不正がはびこっていて、違法にお金を得た人間が戻ってくるのは当たり前のことだ」と現状を嘆いた。日本では難しくても「レバノンで法の裁きが必要だ」と訴えた。 




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