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地球滅亡は、無いが、地球浄化は、何回かあったらしい・・・

過去の「大量絶滅」と現在の空恐ろしい類似点とは
9/30(月) 17:28配信

5. 白亜紀―古第三紀絶滅(6600万年前)
 白亜紀―古第三紀絶滅は最も新しい時代に起きた大量絶滅で、確実に巨大隕石の衝突によるとされる唯一の絶滅である。すべての非鳥類型恐竜を含め、地球上の生物種の約76%が絶滅した。

 6600万年前のある日、直径約12キロの隕石が時速7万2000キロの猛スピードで、今のメキシコのユカタン半島沖に落下した。この衝突で、海底に直径約200キロのクレーターができ、大気中に大量の塵や岩石片や硫黄が撒き散らされた結果、深刻な寒冷化が起こった。衝突地点から1500キロ以内の陸地は炎に包まれ、海には津波が広がった。非鳥類型恐竜を支えていた生態系は、一夜にして崩壊に向かった。

 同じ頃にインドのデカン高原で発生した激しい火山噴火による地球温暖化が、事態を悪化させた可能性がある。一部の科学者は、デカン高原での火山噴火は隕石の衝突によって誘発されたと主張している。
6? 現代の絶滅
 今日の地球は生物多様性の危機にひんしている。最近の見積もりによると、主として人間による森林破壊、狩猟、乱獲により、100万種の動植物が絶滅の危機にあるという。また、人間の交易による侵略的外来種や病気の広がりのほか、環境汚染や、人為的原因による気候変動も深刻な脅威となっている。

 現代の絶滅は、自然に起こる絶滅の数百倍の速さで進んでいる。もし現時点で近絶滅種、絶滅危惧種、危急種に指定されているすべての種が次の世紀に絶滅し、そのペースが続けば、今後240~540年で大量絶滅のレベルに達することになる。

 気候変動は長期的な脅威だ。人間による化石燃料の燃焼は、巨大噴火を化学的に模倣しているのと同じだ。毎年数十億トンの二酸化炭素やその他のガスを地球の大気に送り込んでいるのだから。

 総量で言えば、過去の火山噴火が放出した温室効果ガスは、今日の人間による排出量よりはるかに多い。例えばシベリア・トラップは、2018年に人間が化石燃料の燃焼により排出した量の1400倍以上の二酸化炭素を放出している。しかし放出のペースで言えば、人間はシベリア・トラップと同等か、それ以上の速さで温室効果ガスを排出していて、その結果、地球の気候は急激に変化している。

 過去の大量絶滅が教えているように、急激な気候変動は破壊的な影響を及ぼすおそれがある。人類がもたらした絶滅は、大量絶滅の定義である「全生物種の75%」という数字をまだ超えていないが、それなら良いというものではない。この恐ろしい数字に到達するよりずっと前に、私たちが暮らす生態系はカオス状態になり、世界中の生物種が危険にさらされることになる。そこにはもちろん、私たち自身も含まれている。





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