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京田の成長が見物・・・・・

中日キャンプで感じた京田陽太選手の成長/立浪和義コラム
2/21(木) 11:01配信


3年目の京田。課題の打撃でも成長している
活気あるキャンプ
 早いもので、キャンプも終盤に入っています。私も沖縄、宮崎と取材で回り、中日の北谷キャンプでは新聞の対談で与田剛新監督と、じっくり話すことができました。与田監督は私より4歳年上ですが、大学、社会人を経てだったので、入団は私が2年先。普段は優しい方ですが、マウンドでは闘志むき出しのピッチングでした。ケガで全盛期は短かったですが、特に1年目のストレートは本当に速かったですね。

 ドラゴンズのキャンプに足を踏み入れて最初に感じたのは、非常に活気があるな、ということです。

 与田監督の明るい人柄もあると思いますが、選手の表情もいい。首脳陣の顔ぶれが変わったこともあって、選手たちが張り切ってアピールをしていました。

 注目の新人・根尾昂選手は、私が行ったときは二軍の読谷キャンプでした。一軍に行った後、そちらにも足を伸ばし、少し話をする機会がありましたが、すごくマジメでしっかりした考え方をしています。

 以前も書きましたが、私自身、1年目のキャンプでの故障が長引き、苦しめられた経験があります。素材自体は間違いなく、素晴らしいものがあります。いまは無理をせず、万全の状態でスタートしてほしいですね。
スイングに力強さ
 根尾選手の加入で、一番張り切っているのは、京田陽太選手だと思います。彼は大卒での入団でしたが、1年目からショートの定位置をつかみ、今年が3年目。昨年は守備面での成長は感じましたが、打率は規定打席に到達するも.235に終わりました。おそらく、一番納得いかなかったのは本人だったと思います。そこに同じポジションへのスーパールーキーの入団。内心穏やかではなかったと思います。

 ただ、それをいい意味でバネにしましたね。オフの間にじっくり鍛えてきたのでしょう。ひと目見てすぐ分かるくらい、下半身がしっかりしていました。

 京田選手のバッティングは、多少ヒッチしながらタイミングを取るスタイルですが、悪いときは、間がつくれず、バットがトップに入り切る前に、体が投手に向かってしまい、あわただしくスイングするイメージがありました。

 それが今年は下半身が安定したことで、フォームにも安定感があります。打撃練習を見ただけですが、しっかり間をつくって自分のポイントまでボールを引き付けている。下半身主導の力強いスイングをすることで、打球スピードも上がっています。

 根尾選手の入団を発奮材料に、3年目、京田選手が大きな飛躍を見せるかもしれません。

写真=BBM
週刊ベースボール




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