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心優しい子が突然「このクソババァ!」…14歳前後から始まる「悪夢の10年」、親を嫌いになるホルモンのせい?
1/27(日) 7:11配信

性ホルモンが親元を離れる行動を導く
 「『親を嫌いになるホルモン』って知ってます?」

 私はそう尋ねてみた。

 「えっ? そんなものがあるんですか?」とE代さん。

 「実は『性ホルモン』のこと。私はひそかにそう呼んでます。思春期になると、性ホルモンが出てくる。特に男の子の場合は、男性ホルモンの影響で、ひとりを好むようになり、あまり親と話をしなくなる。わけもなくイライラしたり、八つ当たりをしたり……。そしてなぜか『親を嫌い』になるんです。その理由が自分でもわからないので、『小さいとき、お母さんにこんなことを言われた。ひどい仕打ちをされた』と昔の話をし始める。確かにひどい親もいるけど、そうでないこともある。言われた親はびっくりしてしまいますよね」

 「確かに。思い当たることは多いですね」

 「生物学的に言えば、生殖が可能な年齢になって、次の世代を産み出すために親元を離れる。そのための行動を導くのが性ホルモンなんですね。人間で言えば、その年齢が14歳前後。昔なら、そのころに『元服』して成人になる。でも現代社会では、まだ一人前とは言えない。だから社会に出るまでの10年間くらいが、親子の軋轢(あつれき)の一番激しい時期じゃないでしょうか。『悪夢の10年』と呼ぶ人もいるくらいなんですよ」
親には「子を嫌いになるホルモン」はない
 「うちの息子が病気だというわけじゃないんですね?」

 「あなたの息子さんは、正常な発育をしていると思います。きっと自分でも苦しんでいるんじゃないかな。でも、子どもが親の『無償の愛情』に気づいて感謝するのは、自分が子どもを育てる立場になったとき。いや、一生気づかずに過ごす人だって多い。だから『親』って、本当に大変な仕事だと思うんです。親に『子どもを嫌いになるホルモン』は出ないですからね。子どもから嫌われて、憎まれて、つらい思いに耐えながら、社会に出て困らないように、子どもを育てあげる。それができてはじめて、『親』としても一人前になるんでしょうね」

 「私一人がつらいわけではないんですね。私の子育てが間違っていたんじゃない。それを聞いてホッとしました。子どものためなら、私、まだまだ頑張れます!」

 E代さんはすがすがしい表情でそう語ったのだった。






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