ただ生きていく、それだけで素晴らしい････

五木寛之氏の作品を読んだのは、『大河の一滴』以来だったが、本書は当たりだった。

世相としては、何かすぐに手に入れられるもの、すぐ効果のあるもの、すぐ人気が出るものを求めがちだと思う。
しかしながら、そうしたものは、自然の理として、すぐに他のものに取ってかわられるだけなのだと思う。

それよりも、いまの自分の、ありのままの自分の姿で、歩み続けることの大切さを、上から目線ではなく教えてもらえた気がする。

巻末のコピー、“自分を周りに合わせる方法でなく、自分に合う世界を探す方法もある”は、名文であると思った。

どう生きるか、という問いに対する答えが本書には詰まっている。


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循環の法則を知っていますか？
水･･･氷･･･水蒸気
液体、固体、気体の三体の変化です。

人間も、自然の一員として、生かされているのは知っていますか？
前世、今世、来世の三体の変化は知っていますか？

五木寛之先生の本を読んで････
この人は、もしかして前世で、親鸞と縁があった人だと思いませんか？

そして、貴方も、親鸞と縁があったかもしれないから、五木先生のご著書に
惹かれるのではないでしょうか？

心の領域の話ですから、推測です････

でも、私は、お釈迦様のお言葉に、凄く惹かれます････

その心を大事に生きている62歳の爺さんです････

これからも、命尽きるまで、あの世に帰るまで、ただ、生きていきます････