松坂・・・・完全復活・・
【中日】松坂、6回無失点も3勝目スルリ 黒星の鈴木博に「ドンマイ」…一問一答
5/30(水) 23:08配信
スポーツ報知
4回1死、小谷野に四球を与え顔をしかめる松坂
◆日本生命セ・パ交流戦 中日1―5オリックス(30日・ナゴヤドーム)
中日が松坂大輔投手(37)の6回1安打無失点の好投も実らず、逆転負け。交流戦は2年連続で2連敗スタートとなった。
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松坂は最速143キロの直球系を軸に要所を締めてオリックス打線を翻弄。3番手の鈴木博が集中打を浴びて3勝目は逃したが、試合後はスッキリした表情で手応え十分の投球を振り返った。
―初回から26球を費やすなど、立ち上がりは球数が多かった。
「ボール自体は悪くなかった。ただ、無駄なボール球が多かったので、早いイニングで少し球数が多くなってしまいました」
―尻上がりに修正できた。
「どうなんスかね。ゼロには抑えられましたけど…」
―20日の阪神戦はカットボールが軸。この日はツーシームを含めた直球系がよく走った。納得できていたのでは。
「納得はしてないですが、直球に関しては回を追うごとに、球数を投げるうちに良くなってきたと思いますね」
―森監督が「四球を出しても盗塁されても次の打者を打ち取ったらいいや、というのがアイツの頭にある」と称賛していた。
「昔から一緒なんですけどね(照れ笑い)」
―さらに森監督は「そんなに速くない球での打ち取り方を若い連中が学べばいい」と。踏ん張るすべがあるのか。
「何ですかね。別に四球で出そうが安打で出そうが一緒だと思いますし、結果、盗塁されて得点圏にいかれても、最終的にホームに返さなければいい。(考え方は)昔から、高校時代から変わらないです」
―6回114球。余力はあったのか。
「(監督に裏の打席も)いきますよ、と言いました。前回は90球くらい(91球)で代わったんですが、前回よりいける感覚がありましたね。(降板理由として)球数のことを言われましたけど」
―球宴のファン投票でセ・リーグ投手部門2位。
「それを考えながら投げてないです。でも、たくさん票を入れてもらってるのは素直にうれしいですね。ありがたいと思います」
―幼なじみの小谷野を2打数無安打に抑えた。力は入ったか。
「力を入れて投げましたね」
―2打席目には2球目を頭の近くに投げてのけぞらせたが、松坂投手は表情ひとつ変えなかった。
「(小谷野も)ある程度くると思ってたんじゃないですか。他の打者もそう。外角一辺倒という訳にいかない。胸元というか厳しいとこを突いていかないと。たまたま小谷野にいきましたが、他の打者も一緒ですね」
―初回1死三塁のピンチで吉田正をカウント2―2から空振り三振に仕留めた。
「チェンジアップですね。空振り取れたら(最高に)いいなと思ったんですが、タイミングをずらせればいいかなと。(チェンジアップが)ボールになってからの次のことも考えていました」
―3番手の鈴木博が集中打を浴びて白星が消えた。
「『ドンマイ』って言いましたよ。ああいう厳しい状況で投げることは、これからもあると思います。(ただし)ヒロシがやられるときは、だいたい同じパターン。そこは本人が乗り越えないといけない課題なのでは」
―今後は古巣のソフトバンクや西武を相手に投げる可能性もある。
「今のところ(意識は)ないですね。投げることになれば何かしら気持ちの違いが出てくるんでしょうが」
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