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関西かんせい学院は、東京の青学くらい偏差値高いんだぞ・・・・

異様な指導で追い込まれ 丸刈り強要、スタメン外し…涙を責め「優しすぎるところ駄目」 アメフト


5/23(水) 8:17配信

産経新聞


日大の内田正人監督


 「やらなきゃ意味ないよ」。アメフットの試合で悪質な反則行為をし、関西学院大の選手を負傷させた日本大の宮川泰介選手(20)が22日、内田正人前監督(62)やコーチから受けた指示の全容を明らかにした。実名と顔を隠さず臨んだ記者会見。後悔の気持ちから覚悟を決めたという証言からは、選手を反則へと追い込んでいく異様な指導の実態が浮かぶ。

 「やる気があるのかないのか分からない。そういうやつは試合に出さない。辞めていい」。発端は、6日の日大と関学大の定期戦からさかのぼること3日前。練習後に集合したとき、内田氏から厳しい言葉を掛けられたことだった。

 この日の実戦形式の練習では、コーチから「プレーが悪い」と初めて途中で外された。以降、実戦練習から遠ざけられる。

 翌4日に内田氏から6月の世界選手権の日本代表を辞退するよう求められ、「分かりました」とだけ答えた。同氏は部内で絶対的な存在であり、「なぜですか」と意見を言えるような関係ではなかった。

 5日には井上奨(つとむ)コーチから、ついに「指示」が下る。「監督に『相手のQB(クオーターバック)を1プレー目で潰せば(試合に)出してやる』と言われた」。「相手のQBがけがをして秋の試合に出られなかったら、こっちの得」などとも言われ、髪形を丸刈りにするよう指示された。

 その後、さらに先輩を通じて井上コーチから具体的な指示が下されたことで、「相手を潰すくらいの強い気持ちでやってこいという意味ではなく、本当にやらなくてはいけないのだと追い詰められて悩んだ」

 試合当日、メンバー表に自分の名前はなかった。井上コーチから促され、内田氏に「QBを潰しに行くんで使ってください」と直接伝えると、「やらなきゃ意味ないよ」とひと言。試合前の整列時には周りにメンバーがいる中、近寄ってきた井上コーチから「できませんでしたじゃ、済まされないぞ」と念を押された。

 何も考えられない状態だった。相手のQBが自分のタックルで負傷退場したことにも気づかなかった。ただ、タックル直前にプレーを切る審判の笛が鳴ったことには「気づいていた」。その後、同様の反則行為を繰り返し、退場を告げられてテントに戻ったとき、涙が流れてきた。「大変なことをやってしまった」。

 試合後の集合時、内田氏からこう言われた。「こいつのは自分がやらせた。成長してくれるならそれでいい。相手のことを考える必要はない」「周りに聞かれたら俺がやらせたと言え」

 一方で高校時代から指導を受け、「信頼していた」という井上コーチからは、退場後に泣いていたことを「優しすぎるところが駄目なんだ」と責められた。

 試合後に初めて内田氏と会ったのは8日。「もうフットボールをやりたくない」と告げると、内田氏は「世間は監督をたたきたいだけでお前じゃない。気にするな」。同席した井上コーチらは退部を申し出た自分を慰留した。

 しかし、11日に内田氏や井上コーチに対し、父とともに「相手方に謝りに行きたい」と申し入れるも、内田氏は「今はやめてほしい」と引き留めた。悪質行為の指示があったことについて公表するよう求めても拒絶された。被害選手に謝罪ができたのは、ようやく18日になってから。父と親子で訪問したときだった。

 日大側は事実関係の調査結果を24日までに関学大側に伝えるとしているが、21日時点で一度も日大アメフット部からヒアリングが行われず、「おかしい」(代理人弁護士)と危機感を強め、会見の開催を決めた。
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