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大阪の都構想など、夢のまた夢・・・・・

訪日外国人客が爆発的に増え、地価が大きく上昇し、小売業も活況に沸く大阪。しかしホテルやオフィスの不足が顕在化し、今後の発展に黄信号がともる。この街には致命的な欠陥がある。市中心部をめぐる「JR大阪環状線」の西半分が、ほとんど開発できていないのだ。

 東京では、国会や丸の内を含む皇居周辺の「都心」に対し、1950年代に池袋、新宿、渋谷を「副都心」に指定。80年代に上野・浅草、錦糸町・亀戸、大崎を追加し、90年代には臨海副都心も加わった。いずれも東京駅から4~8キロ圏にバランスよく配置。JR山手線では浜松町や品川にも都市機能が分散されている。

 一方で大阪は、梅田(キタ)と難波(ミナミ)の間に都心部が面状に広がるが、副都心が貧弱だ。天王寺・阿倍野と、京橋・大阪ビジネスパークは活気あるが、環状線の西半分は昔ながらの下町の風情。高層ビルが立ち並ぶ弁天町駅前や臨海部の南港は、大阪市の開発が破綻し巨額の損失を計上した負の遺産でもある。

 市の都市開発のいいかげんさを歴代の為政者に猛省させたい。この窮状を打開するためにも、大阪府市が一体となって都市問題に取り組む大阪都構想には可能性を感じる。



産経ニュース 2018.5.12 05:00
http://www.sankei.com/politics/news/180512/plt1805120004-n1.html





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