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昨日の柳の投球は、松坂の教え通りだった・・・・・


中日・松坂大輔はやっぱりお買い得だった グッズ売れ行き2.5倍の人気 戦力面でも期待


4/11(水) 10:00配信

産経新聞


松坂は4月5日の巨人戦に先発、十分戦力として期待できる投球を見せた(岩川晋也撮影)


 プロ野球ソフトバンクを戦力外になり、中日に加入した松坂大輔(37)が4月5日、本拠地ナゴヤドームで行われた巨人戦のマウンドに上がった。西武時代の2006年9月26日のロッテ戦以来、4209日ぶりの日本での先発登板とあって、3日のホーム開幕戦を上回る観客が詰めかけた。松坂グッズの売り上げですでに“投資”は回収。戦力としても期待が高まっており、成績と集客の両面で苦しむ中日にとって、「平成の怪物」はお買い得だった。

 復活登板の結果は5回3失点(自責点2)で負け投手。ポテンヒットあり、味方の失策ありと不運な面も多かった。本人は「勝ちにつなげられなかった悔しさしかない」と振り返ったが、内容は決して悲観するものではなかった。「客寄せ」と揶揄(やゆ)する声もあった中で、戦力として今後に期待を抱かせる96球だった。

 日米通算164勝のスーパースターが、2015年に日本球界に復帰してから1勝もできていなかった。右肩の故障に苦しみ、ソフトバンク在籍3年で登板したのは2016年の1試合のみ。しかもリリーフで1回4四死球5失点(自責点2)と散々だった。新天地で戦力になる可能性は未知数だった。

 中日に入団してからは人気面の話題が先行した。2月の春季キャンプは松坂の行くところにファンの人だかりができた。ユニホームやタオルなどの松坂関連グッズは再販の連続。松坂も含めた中日全体のグッズ売り上げは昨年比2.5倍となり、松坂を除いた売り上げも同1.5倍と波及効果は大きかった。

 松坂グッズは販売開始から約1カ月で本人の推定年俸1500万円を大きく超えたという。グッズ担当者の努力はもちろん、「平成の怪物」の人気はやはりすごかった。

 人気面の貢献だけでなく、戦力としても計算できそうな印象を与えたのが5日の巨人戦だった。

 大歓声の中でマウンドへ。「特別な感情はなかった。オープン戦とは雰囲気が違ったけれど、近い状態でマウンドに上がれた。自分でふわふわした感じはなかった」。松坂の言葉通り、ベテランらしい冷静さが随所に見られた。

 一回、ゲレーロに適時左前打を打たれて先制点を奪われが、そこで慌てなかった。さらに1死一、三塁のピンチで、「三振をとれるのが理想」と、マギー、岡本を連続三振に仕留めて切り抜けた。

 三回はポテンヒット2本や遊撃手・京田の悪送球などで2点を失った。いらだってもおかしくないこの場面でも落ち着いていた。マウンドに駆け寄ってきた京田に対し、気にするなよ、とばかりにグータッチ。

 四回は1死二、三塁で吉川尚を空振り三振、坂本勇を投ゴロに仕留めて無失点。五回は2死一、三塁で大城を右飛に打ち取った。毎回のようにピンチを背負いながら、大崩れだけは防いだ。

 直球は140キロ前後。往年の力からすると物足りないが、多彩な変化球で補った。試合後は「走者を出しながらもなんとか粘れた」と一定の手応えを感じつつ、「先頭バッターを出す機会が多くて。やっぱり僕みたいなタイプは球数が増えてしまう。そこをどうにかしたかった」と課題も口にした。

 この日の来場者数は3万4396人。前々日のホーム開幕戦(3万4164人)、前日のホーム2戦目(3万3816人)を上回るファンが詰めかけ、松坂グッズを手に応援するファンの姿が至るところに見られた。

 松坂は登板翌日の6日に登録を抹消された。これは予定通りで、登板後の疲労はどうなのか、中6日で投げられる状態なのか-などさまざまなことを見極めながら、森監督ら首脳陣が次の登板日を探っていく。

 松坂は中日入団時、「まずはしっかりマウンドに立つことを目標に、感謝の気持ちを持って投げる」と語っていた。第一目標はクリアした。完全復活への道はまだ先があるが、ここまでは順調に来ているようだ。




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