若手の成長株は、調整順調・・・・・

中日・小笠原、球団最年少開幕投手へ！虎打線を７回無失点


3/10(土) 6:00配信

スポニチアネックス


阪神打線を相手に、７回無失点と力投した小笠原


　◇オープン戦　中日５―２阪神（２０１８年３月９日　甲子園）

　初めての開幕投手へ前進した。中日先発の小笠原が阪神打線を７回２安打無失点。２リーグ制以降の球団最年少となる大役に向け「まだ１試合。これを積み重ねて、指名されるようにしたい」と意気込みを示した。

　最速１４３キロの直球にカーブ、チェンジアップ、スライダーを効果的に配球した。７回８８球。登板後はブルペンで投球練習を行うなど余力もあった。

　前回登板の３日の教育リーグ・広島戦では５回１０安打６失点。大炎上から中５日でキッチリと立て直してきた。「ずっと意識していたことを少し、実感し始めている」。バランスのいい投球フォームと強い直球にこだわってきた。春季キャンプではフォームを崩した際に、松坂から「直球とカーブを交互に投げる」という経験談も聞いた。３年目の飛躍への土台はできあがりつつある。

　森監督は開幕投手を明言しなかったが、６日ヤクルト戦で５回無失点だった２年目・柳を少し上回る内容を示した小笠原。抜群の成長力を持つ左腕が最有力候補へと躍り出た。