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はたして、進展があるかどうか・・・・・

【ハーグ=宮下日出男】北朝鮮による日本人拉致をめぐり、拉致被害者や、拉致の可能性が排除できない「特定失踪者」家族らは24日、オランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)を訪れ「人道に対する罪」で金正恩・朝鮮労働党委員長らを捜査するよう申し立てた。家族によると、ICCは今後、捜査の可否を判断するための検討を進める方針という。

 拉致をめぐっては国連調査委員会が「人道に対する罪」として国連安全保障理事会にICCへの付託を勧告するなどしているが、実現しておらず、家族は直接的な働きかけで国際司法の自発的対処を促す狙い。

 ICCには特定失踪者家族会の大沢昭一会長や、政府認定被害者の増元るみ子さん(64)=拉致当時(24)=の弟、照明さんら7人が訪問。このうち大沢さんら3人がICC検察局の担当者と面会し申立書などを提出、受理された。

 大沢さんは面会後、「家族が待ち続けているような判断をしてもらいたいと伝えた」と述べた。代理人の須田洋平弁護士は今後も追加の情報提供など検察局とやりとりが続く可能性があるとし、「結論には時間がかかる」との見解を示した。

 申立書では金委員長らについて「人道に対する罪を犯しているか、教唆・幇助(ほうじょ)している」と指摘。拉致被害者や特定失踪者ら計545人のリストも添付した。

 ICCの設立規定では、検察官は安保理や締約国の付託がなくても、情報収集・分析の結果、管轄権などの要件を満たし、「合理的な基礎」があると判断されれば、自発的に正式捜査を始められる。



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