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日本の消防隊は、優秀だと思うよ・・・


<草津白根山噴火>地吹雪で決死の救助 「2次災害を懸念」


1/24(水) 11:29配信

毎日新聞


草津国際スキー場のロープウエー山頂駅近くまで救助に駆けつけたスノーモービルを目指し、消防隊員らと斜面を下るスキー客(右)=群馬県草津町で2018年1月23日、スキー客提供動画から


 ◇消防隊、情報混乱の中

 草津白根山(群馬、長野県境)の本(もと)白根山の噴火で、噴石による死傷者が出た草津国際スキー場(群馬県草津町)での救助活動に当たった吾妻広域消防本部(群馬県東吾妻町)が23日夜、記者会見し、「一番恐れたのは2次災害。噴火・噴石による被災を懸念した。山頂付近は地吹雪で周りが見えない『ホワイトアウト』の状態になることもあった」と過酷な状況での活動を振り返った。【山本佳孝、西銘研志郎】

【写真特集】ゴンドラは無残な姿に…噴火から一夜明けた草津国際スキー場

 同消防本部によると、スキー場のふもとと山頂を結ぶロープウエーの山麓(さんろく)駅では、スキー滑走中に噴石が当たるなどしてけがをした10人を確認。いずれも意識があり、優先順位をつけて順次病院に搬送した。

 噴石で送電線が切断され、ロープウエーは停電していた。噴石はゴンドラや山頂駅も直撃し、山頂駅には台湾や英国からのスキー客を含む約80人が取り残されていた。

 同消防本部の隊員らは地上からスノーモービルや雪上車で山頂に向かい、自衛隊のヘリコプターなどと共同で救出することを決めた。「ゲレンデの斜面は噴石で雪にスポット(穴)ができており、火山灰が積もっていてスキーで滑れる状態ではなかった」からだ。

 山頂駅は停電で暖房が切れていたことから、雪上車には積めるだけの毛布を積んだ。山頂駅のレストハウスで待機していた人たちは「取り乱してはおらず、落ち着いた様子だった」。

 山頂駅からの救出作業は噴火から約5時間後の午後3時ごろに始まった。けが人や女性、子供を優先し、ヘリやスノーモービルに乗せていった。スノーモービルは救助者を2人ずつ乗せてゲレンデの斜面を下りた。何度も往復し、全員の救出作業が終わったのは午後6時20分ごろだった。

 同消防本部に当初もたらされた情報は「雪崩に巻き込まれ4人のうち1人が埋まっている」だった。だが、現場で確認すると噴石によるけがで、隊員らは「とまどった」という。情報が混乱する中での活動という難しさもあった。


田中みな実.jpg

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