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日本が率先して廃炉させていこう・・・・

関西電力が22日に臨時取締役会を開き、2019年に40年の運転期限を迎える大飯原発1、2号機(福井県おおい町)の廃炉を正式に決めることが20日、分かった。国の安全審査に合格するための工事に巨額の費用がかかるため、運転を延長しても採算が取れないと判断した。これで関電が廃炉に踏み切る原発は、美浜原発1、2号機(同県美浜町)に続き4基となる。

 大飯1、2号機の出力はそれぞれ117.5万キロワット。東日本大震災後に廃炉が決まった原発は福島第1原発以外に6基あるが、いずれも出力が小規模なものだった。大飯1、2号機は100万キロワット以上の大型原発として初めて廃炉となる。

 関電が存続させる原発は、運転中の高浜原発3、4号機(同県高浜町)を含めて7基。原発の安全対策工事には少なくとも約8300億円を投じる計画だ。一方、大飯1、2号機は原子炉格納容器が狭い特殊な構造をしていることなどもあり、原子力規制委員会に認めてもらって運転を20年延長するには、1000億円規模の工事費用が見込まれる。工事費が巨額に上るため、関電は再稼働させるメリットは乏しいと判断した。

 関電は18年にも、廃炉作業の計画を国に提出する。廃炉には30年程度かかる見通しで、廃炉費用は大飯1号機が約578億円、2号機が約580億円と見積もっている。【小坂剛志】




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