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イチロー頑張れ・・・・・

米大リーグ、マーリンズから2018年の契約を放棄され、フリーエージェント(FA)となったイチロー外野手(44)。

 「50歳まで現役」という願いを叶えるために、まず45歳のシーズンをプレーする球団をと、辣腕で知られる代理人のジョン・ボッグス氏が懸命な売り込み作戦を展開している。

 サンフランシスコ・クロニクル紙はイチロー側が行っている積極的なセールスの一端を報じた。アスレチックスが今オフ、獲得に照準を合わせている選手に、マーリンズのクリスチャン・イエリッチ(25)、マーセル・オズナ(27)を挙げて精力的に動いているとしたが、同じチームでプレーしていたイチローの名も挙げて、ストーブリーグの現実を明らかにした。

 「スズキ・イチローの代理人、ジョン・ボッグス氏がオークランド(アスレチックス)と接触を試みていたようだ。短い会話を交わしたというのだ。イチローとボブ・メルビン監督(56)が長期で密接な関係に基づいての動きと思われる」

 メルビン監督が2003年から2年間、マリナーズを指揮した。イチローが海を渡って3年目と4年目。メジャーの水にも慣れ、安定した成績を収めていた時期だ。イチローはメルビン監督を尊敬し、メルビン監督はイチローを信頼していた。

 過去のつながりに望みを懸けたわけだが、結果は失敗に終わった。同紙によると、「44歳の殿堂入り選手はオークランドにはふさわしくなかったらしい。契約に興味がないということだった」という。辣腕代理人のボッグス氏の手腕をもってしても功を奏しなかった。

 マーリンズをクビになっても、毎日決まったトレーニングを続けて朗報を待っているイチローだが、45歳のシーズンを第一線で務め上げるのは厳しい状況に変わりはない。

 ボッグス氏といえば30年以上にわたって米球界で影響力を発揮してきたベテラン代理人で、イチロー以外にも大型契約を勝ち取ってきた。10年には一塁手のエイドリアン・ゴンザレス(35、現ドジャース)とレッドソックスの間で7年総額1億5400万ドル(約174億円)、12年には左腕投手のコール・ハメルズ(33、現レンジャーズ)とフィリーズの間で6年総額1億4400万ドル(約162億円)の契約を成立させた。

 2001年のメジャー移籍以来、イチローはトニー・アタナシオ氏を代理人として契約してきたが、ヤンキースをFAになった14年にボッグス氏に変更した。理由はアタナシオ氏の健康問題とされた。

 “二刀流”大谷翔平(23)の契約交渉がエンゼルス入りに決まったことで一段落し、12月11日からのウインター・ミーティングをきっかけに大物選手の契約に順番が回ってきた。打の目玉といえる昨季のア・リーグMVP、ジアンカルロ・スタントン(28)はマーリンズからヤンキースへのトレードが決まった。

 マーリンズでも“第4の外野手”だったイチローの場合はこれからが本番。ボッグス氏も「すでに(マーリンズを除く)29球団と連絡を取った」も語っており、腕の見せどころだ。

2017年12月16日 14時16分 産経新聞




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