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近所じゃんか・・・消防のサイレン聞こえんかった・・・・・・

大阪府豊中市服部豊町2の木造2階建てアパート「みやび荘」が8日全焼し、2人が死亡した火災で、焼け跡から遺体で見つかった年齢、性別不詳の1人は男性と判明した。また、搬送先で死亡した住人の80代の女性のほかに連絡が取れない住人が4人いることも分かり、犠牲者が増える可能性がある。大阪府警豊中南署が行方を捜すとともに、身元の確認を急ぐ。

 豊中南署は9日、消防と合同で現場検証を開始、火元や出火原因の特定を進める。午前10時前、焦げた臭いが周囲に立ちこめる中、府警の捜査員や消防隊員がアパートに入った。屋根や2階の床は大部分が焼け落ち、白っぽい壁は一部が焦げ、中には真っ黒に焼けた柱やはりだけが見えていた。

 管理人の女性によると、連絡が取れない4人のうち3人は60~80代の男女。近所の住民によると、アパートは築50~60年という。

 アパートから逃げて無事だった複数の住人が一夜明けた9日、取材に応じ、緊迫した当時の状況を証言した。

 部屋は南北に通る廊下を挟んで両側に並ぶ。1階南東角にある出入り口から最も遠い北西角の部屋に住む女性(69)によると、8日午後7時半前、火災報知機が鳴り、ドアを開けて廊下をのぞくと、向かい側の部屋のドアが開いており、室内の中央付近が激しく燃えているのが見えたという。廊下には煙が充満。「出入り口に向かうのは無理」と考え、他の住人の女性1人とともに、北側にある勝手口から脱出した。女性は「住人はご飯を一緒に食べに行ったり、皆仲がいい。連絡がつかない人が心配で仕方ない」と不安そうに話した。女性によると、アパートでは約4カ月前にぼや騒ぎがあったという。


火災のあったアパート=大阪府豊中市で2017年12月9日午前10時3分、本社ヘリから川平愛撮影[コピーライト] 毎日新聞 火災のあったアパート=大阪府豊中市で2017年12月9日午前10時3分、本社ヘリ…
 2階に住む男性(58)は「報知機の音で火事に気付き廊下に出ると黒煙で先が見えず、壁を伝って階段を下り、外に出た。1階の北側付近の部屋が燃えていて別の住人らと消火器やバケツで火を消そうとしたが、すぐに2階まで火が達したので諦めた」とうなだれた。

 8日夜、激しい炎に包まれたアパートから着の身着のまま逃げ出した住人らは、徒歩10分ほどの距離にある市の施設に避難した。【芝村侑美、池田一生、藤河匠】





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