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優勝したか・・・・・立派・・・・・


侍ジャパン:稲葉監督、柔軟采配得点導く アジアCS優勝


 ○日本7-0韓国●(19日)

 選手たちに胴上げされ、4度宙を舞った稲葉監督に満面の笑みが広がった。「最高でしたね」。監督就任後、初の公式戦としてアジアのライバルを迎え撃った今大会。新任監督が若き侍ジャパンを頂点に導いた。


【日本-韓国】四回裏日本無死一、二塁、外崎の右越え適時打で生還した二塁走者・山川(右)を迎える稲葉監督(左)=東京ドームで2017年11月19日、宮武祐希撮影[コピーライト] 毎日新聞 【日本-韓国】四回裏日本無死一、二塁、外崎の右越え適時打で生還した二塁走者・山川(右)を迎える稲葉…
 試合前は堅実に攻める姿勢を示していたが、采配は柔軟だった。四回無死一塁で上林のバントが相手のミスを誘い、一、二塁と好機が広がると、続く外崎には一転して打たせる。「二塁走者の山川は足が速くなく、封殺もある。ずっと右打ちを上手にやってきた外崎の進塁打に懸けた」

 直前合宿から選手の状態と力を見極めてきた指揮官の狙いは当たる。外崎は外角の直球を右方向へ運び、右翼フェンス直撃の先制打。外崎は五回1死満塁でも左前適時打を放ち、勝負強さを買って起用し続けた稲葉監督の期待に応えた。

 ただ、粗さも見せた。四回にはセーフティースクイズのサインで飛び出した三塁走者の上林がアウトに。「1点を取りにいく時の作戦は勉強しないといけない」。稲葉監督は反省するが、20年東京五輪を見据えるチームにとってはミスも貴重な財産となるはずだ。

 外崎は「これで終わらず、自分のチームでもしっかりやりたい」と意気込む。「あくまでも目標は東京五輪の金メダル」と稲葉監督。大きな目標を掲げるチームにとっては、今回の優勝も通過点でしかない。【細谷拓海】


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