「書き換え前文書、近財局職員が保管」理財局長


3/15(木) 11:12配信

読売新聞


野党が欠席する中、審議が行われた参院予算委員会


 参院予算委員会は15日午前、自民、公明の与党と日本維新の会、参院会派「無所属クラブ」のみで質疑を続けた。

 この中で財務省の太田充・理財局長は、近畿財務局の職員が書き換え前の決裁文書を個人的に保管していたため、書き換えの事実を確認できたと明らかにした。

 維新の浅田均氏が「証拠が残るので、改ざん前の文書は破棄するはずだ」と質問したのに答えた。太田氏は、近畿財務局が正式に保管していたのは書き換え後の決裁文書だったとした上で、「(書き換え前の文書を)手控えとして残していた(近畿財務局の)職員がいる」と述べた。