中日岩瀬の新球「チェンパ」効果てき面/今日の一番


2/9(金) 19:08配信

日刊スポーツ

モヤを相手に打撃投手を務めた中日岩瀬(撮影・前岡正明)


<今日の一番>

 球界で一番年長の中日岩瀬仁紀投手(43)が9日、初のフリー打撃に登板した。一番注目されていたのは「チェンパ」と名付けた、パームボールとチェンジアップの中間をとった新球。ビシエドとモヤの両外国人は球種を告げられていたにもかかわらず、タイミングを崩されて自打球を当てた。誰の目にも効果てき面だった。

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 今季からコーチも兼任する大ベテランは「まずまずのボールがいっていた。チェンジアップは思った以上の感じで、可能性が出てきた。使えるんじゃないかと。このままうまくいけばいい」と好感触を得ていた。

 通算954試合も404セーブも歴代で1番。今年は残り46に迫った1000試合登板の金字塔にも挑戦する。「ここまでは順調です。無駄なケガをしないように、じっくりやっていきたい」と落ち着きはらっていた。【遊軍 柏原誠】