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育成選手にも、期待かかるよ・・・・


MLBスカウト陣もスピードガン用意 進化遂げる中日育成キューバ人右腕の夢


2/9(金) 21:45配信

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MLBスカウト陣もスピードガン用意 進化遂げる中日育成キューバ人右腕の夢


中日育成のキューバ代表ライデル・マルティネス【写真:Getty Images】


中日育成の21歳マルティネスが進化、「いつかは日本プロ野球最速のボールを」

 中日育成のキューバ代表ライデル・マルティネス投手が、カリビアンシリーズでチームの守護神として成長を遂げた。今年、日本で2年目のシーズンを迎える若き21歳右腕はキューバ代表にとっても期待の星。1次リーグでは2セーブを挙げ、決勝トーナメント進出に貢献。準決勝ではピンチで逆転を許し、決勝進出を逃す悔しさも味わったが、先につながる大きな経験を手に、今大会を終えた。

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「抑えを任され、たくさんの経験をさせてもらったことに感謝している。この大会はとても充実していたし、将来はキューバ代表で先発もできるように頑張りたい」

 190センチの長身から投げ下ろす直球が最大の武器。来日1年目の昨季は2軍で7試合に登板。1勝2敗、防御率5.96と納得いく成績を残すことはできなかった。だが今オフ、キューバの国内リーグでは最速95マイル(約153キロ)を記録。常時150キロ前後の球が投げられるようになると、国際大会での経験豊富なベテラン勢が多い中、国内リーグに続き、カリビアンシリーズでも守護神に抜擢された。

 キューバでは連日、ブルペンで50~60球を投げ込んできたといい「まずは日々練習すること。球も速くなってきているし、いつかは日本プロ野球最速のボールを投げられるようになりたい」と、目を輝かせた。
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メジャースカウトもスピードガン、コーチも期待「日本プロ野球は偉大な学校」

 実際、マルティネスの登板時には、ネット裏のメジャースカウト陣がこぞってスピードガンを手にし、球速をチェックし合ったほど。直球に比べ、変化球の精度はまだまだ発展途上だが、スライダーやチェンジアップにも磨きがかかれば、中日で支配下登録される日も決して遠くはない。

 キューバ代表のホセ・エロセギ投手コーチも、マルティネスの将来に大きな期待を寄せる。

「日本であともう1年やればさらにレベルアップできる。練習を重ねて試合でたくさん投げて、コントロールがよくなってくれれば。キューバには将来性のある若手投手がたくさんいるが、彼は体も大きく、才能があってポテンシャルの高い選手。若手の中でも特に大きな期待をしている。

 日本のプロ野球は彼にとって、投手として必要なことをたくさん学ぶことができる偉大な学校だ。昨年、ソフトバンクで結果を残したモイネロのように成長してほしい。まずは中日でファームの試合で経験を積み、成長の証を残せば、1軍で投げるチャンスもあると思う。将来的にはキューバを代表する、世界で通用するような選手になってほしいね」




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