阪神・能見がめった打ち食らう　実戦初登板で１回持たず７失点ＫＯ
2/23(日) 15:15配信


６回、阪神・能見篤史（中央）は７失点と大炎上し降板する＝コザしんきんスタジアム（撮影・山口登）
　「オープン戦、広島１４－２阪神」（２３日、コザしんきんスタジアム）

　ベテランが広島打線につかまった。阪神３番手で今年の実戦初マウンドに上がった能見篤史投手（４０）が０回２／３を７安打１死球７失点の乱調だった。

【写真】危ない！藤浪の投球が野間の頭部の方向に…

　４点目を失った場面では福原投手コーチがあわててマウンドに駆け寄るシーンもあり、７失点目には予定の１イニングを待たずに交代が告げられた。

　今キャンプでは第１クールから連日、積極的にブルペンへ入り、あえて球数を多く投げてきた４０歳左腕。今はその疲れが出てきている時期なのか、直球のキレは本来のそれとはかけ離れていた。大ベテランだけに、きっちり１カ月後の開幕には照準を合わせてきそうだが、２０２０年の復帰マウンドが不安の残る内容になったのは間違いない。