今年の中日・京田陽太はひと味もふた味も違う!! 練習試合のDeNA戦で‘’猛打賞‘’…春季キャンプの実戦では紅白戦含め11打数5安打と好調維持
2/14(金) 11:50配信


中日・京田
 1軍の今季初勝利をたぐり寄せたのは選手会長のバットだった。13日、練習試合のDeNA戦。中日・京田陽太内野手(25)が3打席連続でHランプをともした。今年初となる“猛打賞”。「まだまだなので(取材を受けるのは)辞めておきます」と多くは語らなかったが、春季キャンプの実戦では紅白戦を含めて計11打数5安打と好調をキープだ。

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 この日の3安打はいずれもバットの芯で捉え、強烈な当たりで右翼前へと運んだ。ただ結果だけでなく、栗原打撃コーチが着目したのはボール球の見逃し方だった。

 「打ちにいきながらタイミングの合ったボールの見逃し方ができていたと思います」

 この日の4打席で計18球中、スイングしたのは5回。そのうち3回を安打に仕留めた。際どいボールを漠然と見逃すのではなく、打ちにいく動作をしながらもしっかりと見極めてバットを止める。栗原コーチは「ボール球でも何でも手を出してしまうのがもったいないところだった」と指摘しつつも「きょうは非常によかった」と手放しで褒めた。