中日・鈴木博志は守護神奪回へ内角攻め磨く 開幕から14セーブも5月末に交代
11/10(日) 6:10配信


岩瀬犬「きなこ」をあやす鈴木博=北谷球場で(黒田淳一撮影)
◇9日 中日秋季キャンプ(沖縄・北谷)
 北谷のブルペンでは、鈴木博志投手(22)が必死に内角攻めに取り組んだ。91球投げたうち、70球ほどは赤堀投手コーチに左右の打席に立ってもらい、内角ギリギリのところへ投げ込む練習をした。

 「今季はインコースに投げ切れていなかった。より強いボールをそこに投げないといけないと思うので、こういう練習をしています」と鈴木博。今季は開幕から守護神を務め、14セーブを挙げたが、思うような結果が出せないことも続き、5月末にストッパーはR・マルティネスと交代。その反省として、内角の厳しいところに投げ切れていなかったと考え、北谷では内角球の精度を上げていくことに取り組んでいる。