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今季は松坂の雄姿は、もう観れないのか?

“平成の怪物”松坂大輔(38)は、中日の二軍の本拠地・ナゴヤ球場でひたすら走りこんでいる。

「ファームで走ってきます」

7月27日のDeNA戦では、プロ入り最短となる1/3回8失点でノックアウト。即日二軍降格が決まり、松坂は報道陣へ悔しそうに語った。

日米通算170勝をあげている怪物も今年で39歳。村田修一、杉内俊哉など“松坂世代”と呼ばれた選手の大半は、すでにユニフォームを脱いでいる。
今季いまだ未勝利で、本人の脳裏に「引退」の2文字が浮かんでもおかしくない。だが松坂には、辞められない事情があるというのだ――。

「理由は三つあります。一つ目は本人の気持ち。まだ完全燃焼仕切れていないという意識が強いんです。本人は『ボロボロになるまでやる』と言っていますから。
今回KOされた原因は、上半身に頼りボールにうまく力が伝わらなかったこと。徹底的に走り込み下半身を安定させれば、再び思い通りの球が投げられると考えているようです。

二つ目が、教育熱心な倫世(ともよ)夫人の激励です。ボストンにいる倫世夫人は、『子どもたちが大きくなるまではがんばってね』と松坂を励ましています。
3人の子どもはいずれも米国の名門校に通っており、フィギュアスケートやクラシックバレエ、体操など活発にいろいろなことに挑戦している。
ただ一番上の女の子は13歳ですが、2番目は11歳、3番目が9歳と幼い。
倫世夫人は、子どもたちに父親の雄姿を少しでも長く見せたいのでしょう」(スポーツ紙記者)

三つ目は中日の球団サイドの事情だ。

「中日は’13年以降Bクラスに低迷。スター選手も育っていません。年間観客動員数は星野仙一監督が優勝争いをしていた’90年代後半の260万人前後をピークに、近年では200万人ほどまで落ち込んでいます。
停滞する中日にとって、松坂は数少ない“客を呼べる選手”なんです。現に7月27日のDeNA戦は1回持たずKOされたとはいえ、3万6000人とナゴヤドームが満員になりましたから。
いま辞めてもらっては困る。フロントは調整方法など松坂の自由にさせて、なるべく多く一軍のマウンドに立ってもらおうと考えているんです」(球団関係者)

さまざまな事情があるにせよ、松坂の衰えは誰の目にも明らかだ。それでも現役を続ける意味を、中日の元エース・小松辰雄氏が解説する。

「全盛期からすれば、スピードもコントロールも物足りない。フォアボールが多く、自滅する場面も目立ちます。
ただ若い選手は、松坂がマウンドに立つたけで相当な刺激を受けるのではないでしょうか。多くの選手にとって、松坂は子どもの頃に憧れた甲子園の大エースです。
そんな怪物が、ボロボロになっても投げている。チームへの影響力は計り知れません。登板間隔が2~3週間空いてもいいので、本人が『辞める』と言うまで投げさせるべきだと思います」

もう150kmを超える豪速球も、鋭く曲がる変化球も投げられない。それでも松坂は次の登板を見すえ、ファームで黙々と走り続ける。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190807-00000002-friday-base
8/7(水) 7:02配信




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