【リュブノ(スロベニア)共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は10日、スロベニアのリュブノで個人第15戦(ヒルサイズ=HS94メートル)が行われ、高梨沙羅(クラレ)が今季初優勝し、ジャンプの男女を通じて歴代単独最多を更新する通算56勝目を挙げた。
 高梨は1回目に89.5メートルの99.0点で首位に立つと、2回目は82.5メートルを飛んで合計223.9点をマーク。6連勝中のマーレン・ルンビ(ノルウェー)に2.1点差で競り勝った。