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録画してたんで・・・でもユーミンは良かったよ・・

【紅白回顧】サザン、ユーミン、北島三郎…大物の底力で平成を締めくくる
1/1(火) 2:34配信


サザンオールスターズの歌の最中、桑田佳祐(右)は松任谷由実(左)に抱きつき熱唱=31日午後、東京都渋谷区・NHKホール(撮影・福島範和) 
 平成最後の紅白が終わった。NHKもそのことを強く意識し、実際に一つの時代の締めくくりにふさわしい紅白となった感が強い。最後にサザンオールスターズが、出演者全員がそろったステージを大いに盛り上げ、まさに“平成フィナーレ”を印象づけるような締めくくりをしてくれたのも大きく、その舞台を演出したNHKに素直に称賛を送りたい。(兼松康、三宅令)

 ■記憶に残るフィナーレ

 何しろ、すごかった。大トリのサザンオールスターズのステージだ。“卒業宣言”から5年ぶりの紅白登場となった北島三郎さんと絡むことはある程度予想されていたが、それを超えるステージをみせてくれた。

 ボーカルの桑田佳祐さんはステージ狭しと走り回りながら熱唱。まるでサザンのライブを見ているかのような錯覚に陥った。

 そして、そこに北島さん、松任谷由実さんという大物が、臆することなく参加。松任谷さんから頬にキスを受け、桑田さんはそれに応じるように腰をくねらせるダンスを披露し、大いに盛り上げた。松任谷さんの挑発でサザンの、というか桑田さんの遊び心がさらに際立った形だ。

 こうした大物の底力が、いい方向へいい方向へと作用しあったことが、最後のステージを大いに盛り上げ、最高潮のままで締めくくることにつながったといえる。記憶に残る見事なフィナーレだった。

 ■初登場組も魅力

 新しい力もまた大いに盛り上げに一役買った。

 初出場の純烈は、ファンクラブのファンを率いてのステージ。かつて特撮ヒーローを演じた俳優たちが紅白を目標にムード歌謡グループを結成。シニア女性を中心に、常に支えてきてくれたファンとともに紅白の舞台に立った姿は感動的ですらあった。

 そして米津玄師さん。これまでテレビに出なかった米津さんが中継先からとはいえ、生で歌唱。その熱唱する姿だけでも大いにインパクトがあった。それだけではなく、歌唱後に、NHKホールからの総合司会、内村光良さんらとの会話にくぎ付けになった視聴者も多かったろう。ツイッターでも米津さん関連で多くのツイートが投稿され、米津さん自身のツイートは、投稿後1時間足らずで30万件以上の「いいね」と10万件以上のリツイートがなされるなど、話題をさらった。

 ■家族で楽しめる紅白

 企画コーナーの「夢のキッズショー」や「チコちゃんに叱られる!」、そして多くの出演者が「いいねダンス」を披露し、観客を魅了したDA PUMPの「U.S.A.」、5年ぶりに紅白の舞台に帰ってきた北島さん、大人の魅力たっぷりに歌った特別枠の椎名林檎さんと宮本浩次さん…。全体としての構成もバランスが良く、子供から大人まで幅広く、家族そろって楽しめる紅白になったと言っていいだろう。

 結果は白の2年連続の勝利となったが、今回の審査方法はシンプルで分かりやすかった。少なくとも前2年のような不平の声が多数上がることはなかろう。

 ■8Kの生かし方に課題

 今年、本放送が始まって初となった8Kでの放送には残念な部分が多かった。

 通常の地上波の総合テレビとBS8K放送を比べながら見たが、確かに映像の高精細な点は文句のないところ。しかし、8K用のカメラ台数は少なく、引きの画が多かった。地上波用カメラのカメラマンや舞台袖でスタッフが出演者を整列させる様子が8Kカメラに映り込んでしまう場面が数え切れないほどあった。

 特に水森かおりさんの歌唱シーンでは、地上波用テレビのカメラマンで水森さんの姿が見えなくなる場面もあったほど。没入感が売りのはずが、余計なことばかりが気になる結果となっていた。

 「今年の紅白は8Kの本放送としては初。末永く最初の記録として楽しめる」とNHKの上田良一会長は話していたが、少なくともテレビ番組らしい映像が流れていたのは地上波の方だった、という意味では、残念な結果に終わったといえる。





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