「アップルショック」、目新しくない悪材料が嫌気された理由
[東京 13日 ロイター] - 世界的な株安が、再び広がった。今回のきっかけは米アップル<AAPL.O>のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の販売不振に伴うハイテク部品の需要減退懸念だ。しかし、アイフォーンの売り上げ低迷は、目新しい材料というわけではない。にもかかわらず株安が広がったのは、関連企業の業績悪化が表面化し、ファンダメンタルズを重視する「裁量系投資家」が売りに転じたためと指摘されている。市場心理が悪化しており、日本株の下げが最もきつい。(ロイター)