北朝鮮に未公表のミサイル基地、米シンクタンクが指摘
11/12(月) 23:16配信

[ソウル 12日 ロイター] - 米有力シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)は12日、北朝鮮が明らかにしていない推定20カ所のミサイル基地のうち少なくとも13カ所を特定したとする報告書を発表した。

Joseph Bermudez研究員は報告書で、一部でメンテナンスや小規模な設備の改良が行われていると指摘した。

特定した基地は、北朝鮮各地の山間部にあり、短距離から長距離までさまざまなタイプの弾道ミサイルが格納されているもよう。Bermudez研究員は「ミサイル基地は発射施設ではない」としている。

これまでのところ、北朝鮮はミサイル基地の存在を認めていない。アナリストは、核兵器およびミサイル能力に関する正確な情報開示が非核化合意の重要な要素になると指摘している。