【中日】大島、竜4年ぶり大台2億円ならず…現状維持「打率物足りなかった」
2018年11月10日18時3分 スポーツ報知

現状維持でサインした大島

 中日の大島洋平外野手(33)が10日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮で契約更改交渉に臨み、現状維持の1億8000万円(推定)でサインした。中日では15年の岩瀬仁紀(3億円)、和田一浩(2億円)以来となる2億円プレーヤー誕生とはならなかった。大島は年俸変動制の3年契約を結んでおり、来季が3年目。
 大島は今季、打率2割7分4厘ながら、7本塁打と57打点はキャリアハイ。7月下旬から3番に入ることが多く、ポイントゲッターと4番・ビシエドへのつなぎ役として貢献した。ゴールデン・グラブ賞も2年ぶり6度目の受賞。俊足を生かした広い守備範囲も健在だ。それでも「打率で物足りない部分が多かった」と反省。「またか、みたいに思われそうですが、そろそろ打つ方のタイトルを取らないと」と首位打者と最多安打、さらには盗塁王を目標に掲げた。