南北・米3国首脳会談も視野=「核問題の完全解決」目標―韓国大統領


3/21(水) 11:26配信

時事通信



 【ソウル時事】韓国の文在寅大統領は21日、4月末から5月にかけて行われる南北、米朝首脳会談について、「進展状況によっては、韓国と北朝鮮、米国の3国首脳会談につながることもあり得る」という見通しを示した。

 南北首脳会談の準備委員会での発言を代表取材陣が伝えた。

 文大統領が南北に米国を加えた3国首脳会談の開催可能性に言及したのは初めて。朝鮮半島の非核化や平和体制構築に本格的に取り組む姿勢をアピールする狙いがあるとみられる。

 文大統領は、今回の南北、米朝会談やその後に行われる可能性のある会談を通じ、「われわれは朝鮮半島の核問題や平和問題を完全に終わらせなければならない」と強調した。