李相花、銀に思い交錯〔五輪・スピードスケート〕


2/19(月) 0:11配信

時事通信



 自国開催の五輪で3連覇を狙った李相花は小平に敗れて涙した。高め合ったライバルに肩を抱かれると「感情的になった」。けがに苦しんだ日々を乗り越えた世界記録保持者。平昌の地で何とか力を示し、安堵(あんど)感もみせた。
 100メートルはトップタイムの10秒20で通過。スタートダッシュはさすがだったが、最終カーブでバランスを崩し、小平に0秒39及ばなかった。それでも「やっと自分の滑りを取り戻せて2番になれた。いい思い出になる」。リンクでも会見でも、最後まで勝者の小平をたたえた。(時事)