対北朝鮮、最大限の圧力継続=非核化が対話の前提―日米首脳


2/15(木) 0:04配信

時事通信


安倍晋三首相は14日夜、米国のトランプ大統領と電話で約1時間15分会談し、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対し、最大限の圧力をかけ続ける方針を確認した。写真は電話会談後、取材に応じる安倍首相。


 安倍晋三首相は14日夜、米国のトランプ大統領と電話で約1時間15分会談し、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対し、最大限の圧力をかけ続ける方針を確認した。

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 また、平昌五輪を機に韓国と北朝鮮との南北融和が進む中、両首脳は検証可能かつ不可逆的な非核化が北朝鮮との対話の前提になるとの認識で一致した。

 両首脳の電話会談は2日以来。首相は会談後、記者団に「北朝鮮の側から対話を求めてくるよう、最大限の圧力をかけ続けていく点で大統領と完全に一致した。日米の同盟関係は決して揺るがないことを確認した」と説明。さらに、「この瞬間も北朝鮮は核・ミサイル開発を続けている。現実を直視しなければならない。対話のための対話は意味がない」と指摘した。

 両首脳はまた、平昌五輪の期間中は見送られた米韓合同軍事演習の実施が重要との認識で一致した。