自殺は調和という神の目的から大きく外れた行為であり
神に対する冒瀆、反逆であって、人間否定を意味します。

ですから、悪のうちでも、自殺は最悪の部類にはいります。

自殺者の死後の世界は、暗黒地獄です。
一寸先、分からぬ真っ暗な穴倉のようなところに閉じ込められての
苦しみの連続です。
頭痛や幻想に襲われても、この世では麻酔や疲労が救いになって
眠ることができますが、暗黒地獄では、それが出来ません。

意識だけはハッキリしており、それで居て真っ暗ですから
自分の身体がどこにあるかも分かりません。

自殺は、「光」を否定した想念ですから、
こうした暗黒界に自らを引き込み、
客観的に説明できない自殺は
その苦しみが長期にわたります。

ゆめゆめ、こうした想念に支配されないようにしたいものです。


---------高橋信次著「心の対話」より抜粋---------